パナソニック、「一蓮托生」のテスラに社運賭けるかー101年目の試練
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注目のコメント
パナソニックはNi-MHやLIBサプライヤーとしてトヨタやテスラに供給する役割に徹してきたことで、車載バッテリー事業を立ち上げることが出来たという面もあると思います。
https://newspicks.com/news/2371310
民生用の18650を車載向けに転用する大胆なパッケージングを採用したテスラとの独占供給の関係が無ければここまでの投資も生産も有り得なかった訳で、今後も社運を賭けられるかどうかはパナソニック自身が悩んでいるようにも思えます。
家庭用蓄電池で提携?していないのは、PowerWallの価格が安過ぎるからか、水冷パッケージをライセンスの関係で採用出来ないためか。パナソニックの文化としてB2C事業の意向や意見が強く、またB2B関係のテスラブランド供給製品を自社利用することが出来ないためか。
どちらにしてもバッテリー活用大型電動製品は、市場をおさえてパッケージング・アーキテクチャのデファクトを確立したところが優位に立ちます。それをパナソニックが行えない以上は、テスラであろうとトヨタであろうと一蓮托生するしかないと言わざるを得ません。
追記
小型EVは以前から野心を持って取り組んでますね。
https://newspicks.com/news/3582854相手に賭ける、勝ち馬に乗る、の発想が本当だとしたら成功は難しそう。
自分達がいるからこそここは勝てる、と考えられるようにすべきですし、それができる位置にパナソニックはいる気がします。創業者である松下幸之助はエレキに魅せられ会社を興した。そんなエレキを持ち運べるようになる電池はあらゆる物がネットワークに繋がる今後の時代において益々重要になることが想定される。
よって、電池事業は強化しても良いと思うが、それがテスラのみの世界になると厳しいですね。おそらくテスラもパナソニックだけ、とはならないはず。テスラをスタートダッシュとして自前で価値の高い電池が生産できるよう体制を構築できるならドンと投資しても良いと思います。
電池も半導体のように大型投資が必須となり、そのことが参入障壁となるのであれば、先手必勝ですが、果たして投資すべきか否か、難しいですね。。。