訂正:EU、英離脱延期に応じる用意 延期の意義に疑問も=当局者
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直接的には、英国議会で合意なき離脱の場合に議会の承認を義務とする動議が成立したことで、離脱延期の蓋然性が高まったことへの対応であると思います。
ただし、記事が示唆するように、EU側の事情として5月の欧州議会選挙との関係も興味深く見えます。
英国に対して過度に融和的な条件を提示すれば、欧州議会選挙でEU懐疑派を大きく力づけるリスクがある一方、あまり短期の延期では効果が不透明になってしまうからです。延期の期間については数週間から1年まで様々なシナリオが考えられているが、延期によって無秩序な離脱を回避できるか疑問視する声もあるという。
事情に詳しいEU加盟国やEU機関の高官はロイターに対し、英国のメイ首相が離脱案に対する議会の支持獲得に苦慮する中、3月29日の離脱日が延期される可能性が高まっていると明らかにした。