[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>やネットフリックス<NFLX.O>が上げを主導した。米中通商協議が再開され、ここ数カ月に市場を圧迫してきた懸念が和らいでいる。S&P総合500種<.SPX>は前週末4日、好調な米雇用統計やパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて3.4%上昇していた。クリスマスイブに20カ月ぶりの安値を付けて以降では9%超上昇している。

米中次官級通商協議が7日から北京で開かれる中、ロス米商務長官は同日、双方が受け入れ可能な案で妥結することは可能との認識を示した。これに先立ち、中国外務省は、通商問題の解決に向け中国は米国と「誠意」を持って取り組んでいると強調した。

この日はS&Pの主要11セクターのうち9セクターが上昇した。最も大きく値上がりしたのは一般消費財セクター<.SPLRCD>で2.36%高となった。アマゾンが3.44%高と同セクターの上げを主導した。

アマゾンは時価総額が7970億ドルに達し、マイクロソフト<MSFT.O>を抜き、首位に浮上した。マイクロソフトは0.13%上昇し、時価総額は7840億ドルとなった。

ネットフリックスも5.97%急伸し、S&Pの上昇をけん引した。

これらの銘柄や他の大型テクノロジー株と消費者関連株は2018年第4・四半期に売り込まれた後、反発している。

7日の強地合いは主に先週末の市場が上昇した流れを受け継いだ格好だ。

グローバルト・インベストメンツ(アトランタ)のポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏は「4日のニュースはポジティブだった。市場参加者は現在、より自信を持って行動しており、それらがプラスに働いている」と指摘した。

S&Pエネルギー株<.SPNY>も1.29%上昇。石油輸出国機構(OPEC)の減産に支援され、原油価格が上昇したことが背景。

中国からの売り上げに依存する企業が多くを占めるフィラデルフィア半導体指数<.SOX>は1.95%高となった。

中小企業で構成するラッセル2000指数<.RUT>は1.78%高。過去2営業日では5.6%上昇した。

公益事業セクター<.SPLRCU>は0.71%下落した。電力会社PG&E<PCG.N>が22%の大幅安となり、同セクターを押し下げた。複数の関係筋はロイターに対し、同社が一部もしくは全ての事業について破産法適用の申請を検討していることを明らかにした。

ディスカウント小売ダラー・ツリー<DLTR.O>は5.46%上昇。「物言う株主」として知られる米ヘッジファンドのスターボード・バリューはダラー・ツリーに対し、不振のファミリー・ダラー部門の売却を求めているほか、ダラー・ツリーの取締役の過半数の交代を要求している。

バイオ医薬品ロクソ・オンコロジー<LOXO.O>は66.33%急伸。イーライリリー<LLY.N>が同社を現金約80億ドルで買収すると発表した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.69対1の比率で上回った。ナスダックでも3.05対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は81億株。直近20営業日の平均は90億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 23531.35 +98.19 +0.42 23474.26 23687.74 23301.59 <.DJI>

前営業日終値 23433.16

ナスダック総合 6823.47 +84.61 +1.26 6757.54 6855.60 6741.40 <.IXIC>

前営業日終値 6738.86

S&P総合500種 2549.69 +17.75 +0.70 2535.61 2566.16 2524.56 <.SPX>

前営業日終値 2531.94

ダウ輸送株20種 9296.23 +71.21 +0.77 <.DJT>

ダウ公共株15種 704.45 -7.46 -1.05 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1166.24 +22.28 +1.95 <.SOX>

VIX指数 21.29 -0.09 -0.42 <.VIX>

NYSE出来高 10.61億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 20205 + 135 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 20170 + 100 大阪比 <0#NIY:>

(リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります。)