【白石紘一】働き方改革の鍵を握る「イケてる人事」とは

2019/1/10

間近に迫った働き方改革関連法の施行

2018年6月、「50年に一度の労働法の大改正」ともいわれる、いわゆる「働き方改革関連法」が国会で成立した。2019年4月から、いよいよ順次施行されはじめる。
特にインパクトが大きい法改正は、残業時間の上限規制(まずは大企業のみ)と、有給休暇5日付与の義務化(全企業)だろう。どうやって対応していくか、すでに頭を悩ませている企業は多いと思われるし、「現実的に見て、対応困難である」との声も聞こえるところだ。
働き方改革関連法が施行される2019年の仕事始めに参拝する社会人。(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

働き方改革関連法は、“最低基準”