ネットより手厚く対面より手軽、「バーチャル店舗で投資相談」の実力
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銀行や保険業界も訪問営業が衰退、店舗来店数減。
WEB上で手続きの済むダイレクト保険やWEBでの口座開設が需要を高めている中で、このようなサービスは今後広がっていきそうですね。
便利な反面、こういったサービスの登場がますます実店舗の需要を脅かしているのではないでしょうか。
ああWEBで済むならWEBでいいか、来店しなくていいか。と。
顧客獲得にフォーカスを当てた取組ならそれでよいのですが、実店舗の存在意味がどんどん失われていくのは少し寂しくもあります。投資する人が銀行から買う理由はなんなのか。
銀行が個人の投資に関してのプロフェッショナルでないことはわかるし、売り方だけを考えて、個人資産を増やすという本当の目的に力を入れていくとはとても思えない。
手がるになって買う人は増えるかもしれないけど。ユーザー自ら選ぶことで企業からの押し付けを回避し、昇格などのイベントを用意することでマンネリを防ぐ。基本AIで人手を省く一方で、高度な問い合わせにも有人で対応し、ユーザーからのストレスを溜めない運用を心がける。うまく乗ってくれればオススメ銘柄にもシレッと誘導できるかもしれない。
なかなか上手い仕組み作りだとは思うものの、投資の本来目的は「儲かるか否か」。
どれだけ仕組みを作り込んだところで、肝心なそこの精度がイマイチではそもそもの目論見から瓦解すると思う。
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ユーザー自身が選んだバーチャルの担当者「フィンシェルジュ」が付き、相場状況の把握や投資相談ができる。
ＭＵＦＧテラスの特徴の一つ「マーケットＡＩ」は、マーケット情報をチャット形式で回答する自動チャットで、日本株や米国株などの情報に加え、事務手続きも案内する。高度な質問には有人チャットの「フィンシェルジュ」が対応する。
今後、ユーザーの利用状況などに応じてフィンシェルジュが“昇格”する機能を設けることなども検討する。
