台湾半導体大手、中国への技術協力縮小 対米摩擦懸念
日本経済新聞
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UMC及びJHICCについては、昨年来話題になっている。
1月にUMCがMicronを提訴し、7月に販売差し止めの命令が中国で出た(①)。その後11月に司法省が米国でJHICCとUMCを米国で提訴(②)、そしてJIHCCの60億ドルかけている工場の建設が止まっているとされている(③)。
UMCとしては、記事に指摘があるようにJHICCへの支援を継続すれば、そもそものファンドリー事業が厳しくなるという判断だろう。一方で、逆にここまで来ちゃっているという点で既に厳しい状況にあるのではないだろうか(そもそもTSMCにかなり差をあけられていて、Samsungなどもファンドリー事業に力を入れているの昨今)。
①https://newspicks.com/news/3147687
②https://newspicks.com/news/3431050
③https://newspicks.com/news/3488287
本件は機密情報も含めた動向。半導体は米中貿易摩擦のど真ん中で、中国は内製化を進めようとしている。
そのなかで、TSMCは南京に16nmの工場を昨年上期に稼働した。TSMCは現在の最先端が7nm、その前が10nm、12nmと来ていたので3世代前ではあるが、一方でIntelがこれまで14nmでようやく今度10nmに進むので、半導体の世界ではそこそこに先端プロセス。貿易摩擦が本格化するとすれば、こちらのほうが半導体業界への影響ははるかに大きい。
https://newspicks.com/news/2688525
https://newspicks.com/news/1288257