農村再生の切り札か?農業兼太陽光発電所の新システムとは 〈dot.〉
AERA dot. (アエラドット)
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注目のコメント
「ある量の光の量を超えていれば生育には問題ない」とは、光飽和点のことを言っています。確かに、葉一枚に関しては光飽和点の考え方が当てはまります。
しかし、葉は重なりあっているものです。
重なりあうと光が充分に当たらない葉もでてきます。
光飽和点の理論は当てはまりません。
そのため、ソーラーシェアリングでは、必ず収量が落ちます。
実施、ソーラーシェアリングは、エネルギープラント化している事例が多数見受けられるのが現実です。
ソーラーシェアリングは、正しく設置して運用すれば、有効なものです。
そういったソーラーシェアリングが全国に普及してほしいです。この記事の事例では、農業生産を続けながら売電収入も得られる構図になっていますが、これが永続するスキームなのかどうかは、売電価格の動向など良く考えて判断する必要があると思います。
オランダの施設園芸事業では、豊富な天然ガスから発熱・発電・CO2利用のトリジェネレーションを行っていることが有名であり、過去には農業セクターからの売電がオランダの電力需要の10~20%を占めることも有りましたが。売電価格の低下により、売電を止めている経営体もあります。
また、天然ガス自体の価格高騰に悩まされたりという話も聞きます。
オランダの事例では、自家利用でトリジェネの価値を享受できていますが、太陽光発電という売電目的だけのスキームだとリスクをよく考える必要がありますね。