速報も広告もやらない「新メディア」のジャーナリズム哲学を読み解く
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注目のコメント
オランダの本家de correspondentは、世界のデジタルメディア注目株の一つです。
本記事では「速報ではなく文脈に焦点を当てる」というコンテンツのコンセプトに焦点を当てており、私も大いに賛同するところですが、より注目したいのは、CFで資金を集めてサブスクリプションモデルで運営していくデジタルメディアのビジネススタイルが持続可能かどうか、です。その評価は、あと数年待つ必要がありそうです。クラウドファンディングで資金を集め、ユーザー課金をビジネスモデルとし、利益率に5%という上限を設ける。
投資家にとって、魅力的な企業でなくなるが、そもそも売却目的ではないし、反対にユーザーからの信頼は深まる。
このような全体戦略の一貫性が重要で、部分だけ真似してもダメなんですよね。
NewsPicksは、男性ユーザーが多いけれども、広告との折り合いをうまくつけ、課金、イベント、書籍など総合的なビジネスモデルをつくっている好例だと思います。
そもそも広告とニュースは相性が悪いわけではない、ということを証明してくれている。
女性向けのメディアに関しては、広告との相性もよく、広告とうまく共存するスタイルがより伸びていくと思います。