【ピーター・ティール】最後に動いた者が勝つ
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"ビジネスモデルはきちんと検討すべきだし、バカなことを考えてはいないか自問する必要はあるが、それでもビジネスモデルを「解明」する必要まではない"
とにかくまずはマーケットに出してみること。ただ、マーケットの将来像・あるべき姿に対する仮設を自分の中に持っておくことも大切だったりするのかな。
注目のコメント
この2人の対話をタイトルだけで、斜め読みすると見誤る。それくらい意味のある深い会話をしているので、ぜひ全編読んでほしい。ファーストムーバーが適切に動くと強い、けど動かないことが多いからラストムーバーが勝つこともある。スケールは何よりも重要だけど、突っ込みすぎても良くないこともある。発言の断片を切り取ると矛盾していることだらけに聞こえるけど、起業はそんなものw
彼らが言っているのは、適切な市場で、適切なタイミングで、適切なプロダクトを、適切なチームで、適切なスピードで展開できれば成功する!そりゃそうだw この適切を熟知しているのが彼ら。そこを学んでいきたい市場の参入時期は、勝敗の要因にはならない。(チャンス期間内なら)
検索市場では、先発Yahooに後発Googleが勝利したし、フリマ市場では、先発ヤフオクに後発メルカリが追い抜いた。
結局、勝敗の要因は「サービスの品質」。
(という理由で、LINEではChief Service Officerという役職が設置されたらしい)
=引用=
ビジネスが成長をつづけ、ビジネスを取り巻く環境が大きくなりつづければ、そのビジネスは本当に価値があるということになる。この力学に狙いをつけなければならない。
これは僕が「ラストムーバー・アドバンテージ」と呼んでいるものだ。チェスで言えば、エンドゲームから始めるようなもので、最後に動いた者が勝つというわけだ。
ただ、指数関数的に成長していくビジネスに関しては、先発企業が最後まで勝ち抜く場合もある。「ターミナルバリューが事業価値の75%とか85%を占めていた。つまり会社の価値の8割は、10年以上先、2011年より先の未来のキャッシュフローからやってきていたというわけだ。
これはどういうことなのか? 簡単に言うと、会社の価値のもっとも重要な部分は遠い未来にあるということだ」
ターミナルバリューについて考えだすとややこしくなります。
が、企業価値とは、成長性と安定性から算出されるもの。
だから、期待できる領域で、成長し続ける会社をいかにつくるか、それが大事だという話だと理解しています。