【落合×猪瀬】「素人思考」を大切に。常にゼロから考えよ

2019/1/4
2025年大阪万博という大きなターゲットに向け舵を切った日本。しかし財源の確保や社会合意の難しさ、人材不足など困難は多岐にわたる。その勝算は?

電柱の意外な可能性

猪瀬 2025年までに少子高齢化の課題をテクノロジーで解決するとして、どんなアセットが使えるんだろうか。
落合 例えば無線環境の整備には希望があります。2020年から5Gの通信網が整備されていく予定ですが、日本はすでに、海外よりも4G回線が繋がりやすい環境にあることを、海外へよく行かれる人ほど実感しているのではないでしょうか。
中国もどんどん整備が進んでいるので今後はわかりませんが、今のところ日本の方が国土全体のカバー率は上です。
そこでもし同様のカバー率を保持できるようにし、さらに回線速度が上がれば、ロボティクスや映像配信などの面で、優れた環境を作れるのではないでしょうか。