年収2000万円!謎めいた「キーエンス」の実態
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謎多き会社キーエンスに関する良記事です。ファナック同様なかなかファクトが表に出ない会社の一つですが、「合理性」を軸にこの会社を語るとしっくりきます。キーエンスがこれだけと高待遇を実現できる背景には圧倒的な利益率があるからなのですが、その利益率の高さは以下から構成されています。
・ファブレスによる生産の効率化
・直販による営業/開発の効率化
・仕組み化による育成の効率化
キーエンスの営業は他メーカーの営業と戦っているように思われますが、実際には各メーカーの商流と戦っています。各メーカーが新商品をリリースし、商社向けの資料を作り、商社に告知し、商社が更に下流の商社に共有し、その商社がエンドユーザーに、、、といった複雑な商流に則って営業しているのに対して、キーエンスは新商品リリースの時点では営業リストがあらかたできており、エンドユーザーにすぐコンタクトが取れる状態にもっていってます。そして、他社よりも早くアプローチしている強みを活かし、「業界初」等の看板をつけて高単価で販売する。キーエンス製品が導入決定した頃に他メーカーの販売店が来ても後の祭りという仕組みを作り上げています。そして、これを全営業マンが徹底できる仕組み化がされていること、これが圧倒的な利益率の源泉になっていると感じています。1988年頃、三井銀行でM&Aをしていた頃、まだ会社は小さく本社が大阪の高槻にあり、滝崎社長をお尋ねしたことがありました。とても気さくに色々なお話をして頂きました。滝崎さんは今や雲の上の存在で、お目にかかることもなくなりました。キーエンスと聞けば、いつも高槻を思い出します。
仕事上、お世話になる機会があります。
時々広告メール入りますが、アプローチの仕方がウマいと思います。
仕事に関係無くても、使ってみたいと思えるような内容です。
それに、些細な情報でも、キャッチして連絡が来ますし。
ちょくちょく連絡が入って、鬱陶しいと思うこともありますが、それだけ顧客情報を見ているということです。
なかなか、そういうメーカーは無いですよ。
商品開発にしても、パッケージ化がしっかりされている。
デザインも悪くないです。
シーケンサーも使いやすい。
こういうメーカーで育った人は、どこでも通用しそうですね。