【野田聖子】さらば高額返礼品。ふるさと納税の未来を語ろう
NewsPicks編集部
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ふるさと納税制度はグレーゾーンを認めないくらいガチガチに縛らないと正直者がバカを見る。これ、税制度だからね。税制度である以上、ふわっとは極めて危険。返礼品の有り様も、ハードに決めた方がいい。本社所在地がそこにあるとか、地場産農林水産品は返礼率8割まで可能とか。僕も今年初めてふるさと納税にトライした。メジャーなサイトを使って先週くらいに駆け込み寄付した。頼んだのは、米、カニ、エビ、ウニ、鰻、シャインマスカット。ここまではまあいい。あと、枕、ティファールの鍋セット、炭酸水。これらなんかはどこの自治体に寄付したのかも覚えてないし、これはいかんなぁーと思ったけど、日用品に流れるよね消費者心理として。
注目のコメント
ふるさと納税の問題は、自治体がコストをかけて競争した結果、ほとんどの自治体が大して税収が上がらず、税収全体が落ちてしまう点にあります(※1)。その意味では、返礼品だけでなく、ふるさと納税に関連するコスト(広告費など)をいかに抑制するかも今後課題になるでしょう。
私自身は、自治体が健全な競争すること自体は良いことだと考えています。良い形で制度が維持されることを期待します。
※1 ふるさと納税、自治体の6割が収支悪化 一部に寄付集中
https://newspicks.com/news/3562953