【高宮慎一】ピークアウト前夜のスタートアップ業界。未来はいかに
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注目のコメント
短期的には、「スマホへのデバイスシフト」みたいな明々快々な大テーマがなく凪なのだが、3-5年単位で後の世から振り返るとNext Big Thingが胎動をはじめた変曲点になると思う。
また。メルカリの上場で象徴されたように、日本のスタートアップ業界は1つステージが上がった。業界の懐が深くなり喜ばしいことは、起業家の質・量の飛躍的向上、投資家からの十分な資金供給で、100億調達して、1000億で上場する、起業家にとっても、投資家にとっても大競争時代の幕開けともいえる。
マクロで景気調整局面の足音が迫る中、起業家、投資家にとっても、中長期を見据えた足元での戦略的打ち手が重要になる1年だと思う。高宮さんも指摘している通り、2019年が調整の年になる、というのはあらゆるエコノミストが指摘しています。だれでもそうおもいま。でも果たして本当でしょうか。ここまで言われるとすでにポジション縮小しているから意外に何も起こらないのでは、という気もします。
真っ当に考えれば、下がるぞ下がるぞ、と予告しておいてもう1つ花火がどーんと打ち上がり、バブルらしい狂乱がおきた後にハードランディング、というのが一番避けたいシナリオです。「理論上は事業機会があっても、業界の慣習やユーザーの習慣、行政との折衝などクリアすべきハードルがたくさんあります。そこに腰を据えて長期的に取り組みながら、関係者を巻き込んでいける経営者が強いと思います。」
ビジョンをリアルにするにはこれが必要。
いわゆるITバブルと言われた頃の日本の起業家には
これが理解できない人が多かった。
だからバブルと呼ばれる結果を招いた。
今の若い起業家たちはもっと大人で、この辺りを
よく理解している。
シリコンバレーの起業家と比べても遜色ないほど
マチュアーでしたたかだと言える例も少なくない。
だから、期待が持てる。
VCの方が心配。
まだまだサラリーマン根性が抜けていない。
高宮さんの論考には大いに共感する。