トランプ大統領 イラクを電撃訪問 駐留米軍部隊を視察
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注目のコメント
一瞬驚きましたが、よく考えると、とてもわかりやすい行動だと思います。批判が強まると、外に目を向けさせるのは、古今東西、権力者・為政者の常套手段です。こうした行動をみると、どんな批判にも馬耳東風に見えるトランプ大統領ですが、実は非常に気にしていることがよくわかります。ボブ・ウッドワードの『FEAR』や、マイケル・ウォルフの『炎と怒り』など秀れたリポートは神経質で小心なトランプ氏の姿を見事に描いています。今後は批判回避の次のステップ、つまり安易な武力行使に行かないことを願います。
この電撃訪問がなければ、現職大統領が、クリスマスに米兵を実際に訪れなかったのは2002年以来になるはずでした。オバマは、休暇先のハワイで8年間海兵隊を訪問。子ブッシュは、2003〜8年に訪問。トランプは、「超忙しい」と紛争地帯に就任以来一度も訪問せず。
クリスマスデーも終わる25日夕方に旅立ってつじつま合わせしたのですが、米市民の反応はこうでしょう。
トランピスト「よくやった!」
反トランプ市民「民主党のせいで、クリぼっちって言っていたんじゃないの?」マティスさんを事実上解任していますから、どこか駐留米軍に行くのは理にかなっていますね。
ところで、小川さんがコメントされていますが、↓
どんな批判にも馬耳東風に見えるトランプ大統領ですが、実は非常に気にしていることがよくわかります。
私は最近、トランプ大統領は政治家としてはチキンだと感じています。事業家としてはどうか知りませんが、政治家としての確たる信念を感じないからです。信念の是非はありますが、政治家たるもの、確たる信念を持たないと。
America firstは、信念ではなく、スローガンでしかありません。