1000人の看取りに接した看護師が伝える、 「死に目に会えなかった」と後悔している人に知ってほしいこと - 後悔しない死の迎え方
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注目のコメント
これはいつもそうしてますが、それでもドラマなどの影響か何時何分に心電図モニタがフラット(ピーっとまっすぐ)になったかを聞いてくる方もいます。
できる限り意味のないモニタをベッドサイドに置かないようにはしてます。やはりご家族も心電図や酸素モニタが近くにあると、患者の表情や息遣い・暖かさよりもそちらの数字を見てしまったりするので。
医療者はそんな看取り方の技術も必要だったりするのですが、淡々と死亡確認だけすれば、といった風潮も残っていたりします。ブリーフケア、家族へのケアとしてもその瞬間は大切な時間だと私は認識しています。私自身2年前に祖父を自分の働いてる病棟で看取りました。
家族が遠方に住んでいるため、キーパーソンは自分になっていて、付き添える時には例え翌日仕事であっても祖父の側に付き添っていました。
何日か呼吸状態が悪いながらでも低空飛行だったため、一旦自分のアパートに荷物を取りに戻った時です。付き添っていた母から『呼吸が止まりそうっ。早く戻って来て。』と電話がかかってきました。何で側を離れてしまったんだろうと、急いで戻ったのですが、モニターはフラットになり呼吸停止していました。今の今まで祖父に最期を看取ることができていなかった自分を責めていました。しかし、この記事を読んで気持ちがすごく楽になった気がします。祖父はすごく身体も温かかったし、自分は看取ることができていたんだと…。身体を家族皆で綺麗にしてかっこいいスーツを着せてお見送りができました。
この記事に出会えて本当に良かったです。ありがとうございます。この記事は感銘を受けました。
利用者を看取り、家族の別れの時間を設けたのち、エンゼルケア(死後処置)をさせていただくのですが、深部体温がまだ残されており人の暖かさを感じます。
移送される時にベッドには温もりが残されています。
誰も居なくなった居室にはまだ私物があり、その方の雰囲気が残されています。
看取りは本当に大切で勉強不足を感じます。頑張ります。