【連載】コンゴのコバルト鉱山で天国と地獄を見るグレンコア #1
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EV等のバッテリー需要の高まりで、リチウムイオン電池の電極材料の1つであるコバルト資源価格が高騰したと言われていますが、今年4月ごろに$43.32/ポンドをつけましたが、11月2日には半値以下の$20ドルまで下落し、現在も$25あたりの水準になっています。それでも2016年初頭の倍以上ですが。
http://www.infomine.com/investment/metal-prices/cobalt/5-year/Glencoreとリチウムイオン電池の正極材に使われてコスト負担が重いコバルトについての記事。
①は2015年に大幅に株価が下がっていた時の記事(そこから今は行って来いで3倍くらいに戻っている)。コメントで書いたが、元々非公開で米国から追放をされたマーク・リッチが創業した会社。2011年に上場し、資源メジャーの一角だったExtrataと2014年に合併。
コンゴは、②に詳しいがコバルトの6割を算出している。ただこのように偏在して、リチウムイオン電池の需要増加も背景に価格のボラが極めて大きくなっている。
そのような中で、Umicoreのリサイクルの動き(③)、Appleの自社での資源まで囲い込もうという動き(④)、コンゴだけでなくナミビアでも採掘しようという動き(⑤)などがある。
①https://newspicks.com/news/1178842
②https://newspicks.com/news/2911845
③https://newspicks.com/news/2866023
④https://newspicks.com/news/2840030
⑤https://newspicks.com/news/2877108なんだ、この骨太の連載は、と思ったら例のパラダイス文書がらみのグレンコアの不正融資事件の話ですかね。
グレンコアはとかくきな臭い噂の多い会社ですので、カビラ政権への贈収賄も恐らく氷山の一角に過ぎないのでしょう。
資源を巡る闇を垣間見ることができる貴重な連載ですね。