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注目のコメント
さっそくですが、Pickerのみなさまは、2018年、どの買収劇が印象に残っているでしょうか?
私自身は、武田薬品のシャイアー買収と、リクルートのグラスドラ買収のニュースを記事にしたので、〝肌感覚で〟記憶に残っています。また、NewsPicks編集部として、それぞれの記者が東奔西走した案件も多くあります。記事内にリンクもつけています。
ちなみに、今回のランキングは、買い手も売り手も非上場企業の場合は除いていますが、自動車部品大手のカルソニックカンセイによる8000億円規模の買収もありました。欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の自動車部品子会社を買収しました。ランキングでは2位に入る規模です。M&Aに携わる者として本年色々な意味でショックを受けたのは、ドンキ×ユニーです。
ユニーは私の地元愛知県で長年雄として君臨し、私も小さい頃からユニーで買い物をしていました。それが、ファミマとの統合でサークルKがなくなり、本年はドンキによるM&Aと、一気に市場での存在感が薄れていきました。一方、このどちらのM&Aもシナジーが期待される案件に見え、寂しい反面良い案件という意味でショックです。
来年も良い案件を手掛けていきたいです!11月現在のIFRS適用企業は180社、採用決定は17社。一方、このランキングトップ10のうち、適用予定のルネサスを含め、IFRS採用企業によるM&Aは7つになると思います(武田、ルネサス、日立、大洋日酸、JT)。やはりIFRSとM&Anは正の相関がありそうです。
ということで、暖簾の減損を回避すべくどうPMIを進めるのか、M&Aに積極的なIFRS採用企業の手腕に注目の2019年になるのでしょう。
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