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そんな派手なデカいとこじゃなくても、名インフラは街中至る所にあります。
東京なんかは流石にスゴくて、個人的には戦前の激シブコンクリートがスキ。
案内がないとなかなか気づかないものですが。

もうちょっとマジメに書くと、「観光よりも劣化インフラの更新・維持管理にお金をかけた方がいいのではないか」という声が懸念されます。
短期的に考えればその通りで、この国の大半のインフラの将来は、ジリ貧。
平成28年の「建設工事施工統計調査報告」によると維持管理にかかる費用は年間15.6兆円で建設投資額の28%に相当します。
つまり現在、建設業の仕事の4分の1以上は、「建設した後」の管理にシフトしつつあり、この割合が今後さらに増加するのは明らかです。
また、2033年には建設後50年(更新時期の目安)達するインフラの割合は半数を超えると予想されています。

それでも僕は、「インフラツーリズム」という試みは非常に歓迎すべきものであると考えています。
その理由は、市民からインフラがあまりに遠く、「コンクリートから人へ」の政権が終わっても未だに建設業に対するイメージの悪さを痛感しているからです。
土木工学とは英訳すると「Civil Engineering」、すなわち市民のための工学ですが、これまでの土木工学が市民をおざなりにしてきたことは確かです。
建設投資費用が潤沢であったために、市民のことを考えずに済んだ時代であったことと、それに建設業界が甘えていたのも否めないと思います。
「コンクリートから人へ」をムリヤリ良い方向に解釈するなれば、これからはコンクリートに代表されるハード的なアプローチではなく、人によるマネジメントこそインフラ整備に求められると考えています。
そうなると市民の理解が大前提となるわけで、その裾野を広げる意味でもインフラツーリズムには基本的に賛成です。

でもまあ、冒頭に書いたように面白いインフラは案外身近にあるものです。