【3分図解】愛媛発のミウラが目指す「世界のスタンダード」とは
コメント
注目のコメント
デザインを担当しました。
日本の産業を影で支えてきたボイラ。工場などの産業現場はもちろん、学校や病院、レストランなど、、ふだんあんまり意識はしませんが、わたしたちの生活を安全に支えているなくてはならない技術です。
そんなボイラとボイラをもとに培ってきた技術を組み合わせて多彩な事業を展開しているところがミウラの魅力のひとつだと思います。
こんなこともやっているんだ、こんな機械なんだ、とイメージしていただきやすいように作ってみましたので、ぜひお読みいただけると嬉しいです
愛媛出身の方のコメントもぜひお待ちしております!昔の島田紳助のCMの印象が強いが、ボイラーの三浦工業は、サブスクビジネス・IoT・モジュール化の先行企業で、超優良企業。
サブスクというのは、1972年から保守ビジネスを展開。元々ボイラは法律で定期自主検査が決められているが、それを代行して必要に応じて部品交換もして、実質的に「ちゃんと稼働すること」を保証することを早くからやっている。
そのために、ボイラーにセンサーを入れて、異常が出たらセンターにすぐ伝わり、記事にもあるように24時間修理に駆け付けられる状態。
また、三浦のボイラーは欲しい蒸気量に合わせて同じ機械を大量に置く(多缶設置)。これもSpace Xが同じ構造のロケットを、発射によって何本組み合わせるかを変えるのと同じモジュール化の発想。
保守契約によってCFは極めて安定的だし、需要産業も幅広いこと含めて、機械企業なのに不況期でもしっかり稼げる。
やっている貫流ボイラーという方式はエコで競争力も強い。水が各国によって成分が違ったり、メンテ網を構築するなど時間がかかるところはあるが、ダイキンのようにエコ技術で世界でもっと売れる企業だと思っている。経営にもこだわりがある会社で、内製化率もかなり高かったはず。
いやぁ、こういうBtoBのニッチだけど超優良企業がPicksで採用記事を出してくださることが嬉しい!!
下記は日経記事だが、こちらも色々詳しい。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO05617390T00C16A8X13000/設立60周年、おめでとうございます。
当方化学メーカーなので、熱源としての蒸気は欠かせないもので、大小のボイラーが常に稼働しています。ミウラさんのものが入っているかは把握していませんが、場所によってはきっと使っているでしょう。大変お世話になっております。
蒸気で加熱というと身近なのは肉まんなどの「蒸す」加熱なのですが、工業的には間接加熱といって、温めたい容器の外側に蒸気を当てて加熱する方式がよく使われます。温めたい容器をすっぽり包む「ジャケット」と容器の間に蒸気を満たすことで、ムラなく均一に加熱できるメリットがあります。
蒸気がユニークなのは、気体のため配管で長距離運んだり複数方向に分岐させたりできる点です。温めたい設備に配管で持ってきて繋ぎこめば、あとはバルブをひねるだけで、そこから目に見えない「熱」が設備に供給されるような感じです。電熱線よりも柔軟な運用が可能です。
使ったことがないと、蒸気といってもヤカンからピーピー出てくる湯気くらいの温度しか想像しにくいと思いますが、純粋な気体としての水蒸気は、加熱していくとガンガン温度が上がります。設備次第では過熱蒸気といって300〜400℃にも達する高温を得ることができます。(圧力も高くなるので相応の設備が必要ではありますが)
ミウラのスーパーヒーター (450℃まで対応!)
https://www.miuraz.co.jp/product/boiler/superheater.html
こういう高度な製品を品質良く提供され、万全のメンテナンス体制で望まれている取り組みを尊敬します。
すなださん、今回も分かりやすい図をありがとうございます。勉強になりました。
ミウラさんの本家Webサイトにも載ってない良いまとめです。むしろ使ってもらったら如何でしょうか。