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【イアン・ブレマー】針路なき世界秩序の行方を見通す

NewsPicks編集部
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  • The Japan Times 共同編集局長/Co-Managing Editor

    地政学分析で注目されるユーラシア・グループのイアン・ブレマー氏に、2019年以降の国際情勢の潮流を聞きました。ここ数年、安倍晋三首相を自由主義による国際秩序の守護者の一人だとする声が増えましたが、これは安定した日本外交の成果であると同時に、国際環境の変化によるのが大きい部分も否めません。
    ブレマー氏が指摘するように、ドイツのメルケル首相の求心力が著しく低下したことで必然的に安倍晋三首相がG7、ひいては民主的な先進諸国の重鎮的な存在となりましたが、この地位を2019年にどう生かすか。まずは日本初のG20開催で世界の自由貿易体制をどう維持・改革していくかが注目されます。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    現在の国際秩序は、フランスと英国が中心になって形成してきたものを米国が継承して維持している、という面が大きいです。安全保障のための国際連合であれ、貿易のルールを定めるGATT・WTOであれ、通貨の交換を可能にするIMFであれ、グローバル化された世界はこの国際秩序無しでは維持できません。日本はこの国際秩序から最も恩恵を受けてきた国の一つですが、血を流してでもこの国際秩序を守ろうという意識はかなり低いと思われます。「アジアの世紀」というからには、この国際秩序を継承して維持するか、グローバル化された世界を維持するための新たな国際秩序を創出するかしなければなりませんが、日本はもちろん、中国もそのようなことはしないでしょう。「アジアの世紀などない」というのは、その意味ではその通りでしょう。
     国際秩序への挑戦者、ドイツや日本、ソ連などが台頭しては敗れていった、というのが現代の公式な近現代史ですが、中国もまた国際秩序への挑戦者として位置づけられようとしています。中国としては、自分たちはただの商売人で、現状の国際秩序の支持者である、と見せたいでしょうが、おそらく通らないでしょう。中国の世紀は来ないにしても、やはり今後数年間は中国の出方が国際秩序にとっての最大の課題になるでしょうし、東アジアやインド、中東、アフリカ一帯あたりで、米国も容赦なく対峙していくでしょう。日本はこの覇権争いの主役ではありえませんが、生き残るためには相当な根回しと立ち回りがあった方がよいでしょう。


  • 村田製作所 Senior Researcher

    リスクってなんだろうか?今までがいいと定義すれば、変化はリスクだが、今までに問題があればポジティブといえる。力関係が変わる中で、枠組みの変化が起こらない方がリスクに感じる。抽象的すぎるので、具体的にイメージすると、子供が成長したのに、ムリに家庭を保つのと同じものだ。家庭を保とうとする力をかけても、大きな反発を招く。


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