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山中教授「永続、高額化阻止」が狙い iPS細胞備蓄外部移管

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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    ポジショントークとみられることを覚悟で、あくまで個人の見解として発信させていただきますが、ホモストックプロジェクトの独立は財源や仕組みとして不可避として認識しておりましたので動きとして意思表明したのは仙石先生がおっしゃるように、私もいずれ経る道という理解です。

    課題はそれは間違いなく財源とニーズだと思います。Cellular Dynamics International(CDI)などのプレイヤーとどの様な立ち位置で存在していくのか。ただ、人材に関してはホモプロジェクトで培ったチームと経験は、我々これから臨床応用をしていくプロジェクトにとっては大きな財産であることは間違いありません。

    iPS細胞のストックといっても、研究者立場からすればその品質は玉石混交です。そしてそのクオリティはバイアルの外から見てすぐわかるものでも、値段をみてすぐわかるものでもありません。最終的には自分のプロジェクトで使えるか(たとえば自分の望む細胞に分化しやすいか等)試さないとわかりません。

    iPS細胞をいかに変異を起こさず維持させるか?いかに効率よくリプログラミングするか?そして分配した株を回収してそれを再評価できるか?など、単純にビジネスになるのかならないのかの視点で議論すると見落としてしまう、現場の大事なエコシステムや優位点が抜け落ちると感じています。

    同じ施設内に細胞製造工場(我々はFiTとよんでいます)があり、ストックを製造しながら、それらの研究者とときにダイレクトに情報交換をして研究を行えることで、これまでに産まれたアイデアや論文、実用化された共同開発製品は沢山あります。日本はパイが少ないのでこの額でも取り合いの議論になり残念です。とはいえ、その貴重な資源を集中投下して頂いているのは事実です。もっと長期に存続させた場合に、製品のクオリティ、戦略、その他、正解だったと思える日が来るように頑張りたいと思うニュースです。


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