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注目のコメント
昨年に続いて、今年も「大予測(企業倒産)」の執筆を担当しました。NewsPicksの連載でも取り上げましたが、今年を代表する倒産はシェアハウス「かぼちゃの馬車」運営のスマートディズで間違いないでしょう。その後に続く「スルガ問題」の発火点になるとともに、投資用不動産販売市場に一気に冷や水を浴びせました。詳細は本文に譲るとして、2018年は「投資関連」が企業倒産において重要なキーワードになりました。本記事では今年の倒産動向を振り返るとともに、来る2019年の注目業界とキーワードについて解説しています。「凪」の状態が続く企業倒産ですが、来年を展望する一助になれば幸いです!
逆に考えよう、「倒産して何が悪いんだ」と
その企業が行う事業に何らかの社会的な価値があるなら、大企業が資本を投下してそこに乗り込んでくると思うんだよな。
不動産業界の1部が倒産してしまうとしても、業界自体がスリム化を図れるってならないのだろうか。
もちろん後継者がいないことによる倒産をしてしまうことよりかは、積極的にほかの企業に吸収合併してもらうなり事業売却図らないといけないことではあると思う。不動産業界はこのテーマで常に注目の的。もう宿命ですね。
その要因でもあるのが一定周期で訪れるブームとそれが形成するトレンド。だいたいそれを8~10年周期で繰り返している業界。つまり、景気が悪化すると売れ行きが落ちて在庫が増える、価格が下がって供給が減少、景気対策として金利引き下げや大型減税が実施されるものの耐えきれず脱落・倒産する企業はこのタイミングで誕生。やがて景気が底を打つと価格が上昇し供給も増える(景気対策も打ち切られる)。この繰り返し。
不動産事業者にとっては仕入れに伴う在庫リスクをバランスさせることが至上命題で流石に業歴の長い会社は過剰に仕入れリスクを取らずとも従業員など固定費を吸収できるように周辺事業を育てて事業のポートフォリオを分散させたりしています。
ただいかんせんトレンドは8~10年周期で訪れているため景気回復時に新規参入した企業はリスクの取り方で失敗してしまいアウト!となるケースが多いです。今後はテクノロジー進化に伴う再編が進み旧来ビジネスモデルからの脱却に失敗してアウトしてしまうケースが増えると思います。