映画製作は株式会社化せよ。世界的ヒット映画は何が違うのか?
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注目のコメント
『カメラを止めるな!』を”奇跡のヒット作”にしてはいけない。
それが世界的に支持される日本映画を本気で作ろうとしている私の想いです。
製作予算300万円で作られた同作ですが、これが”奇跡のヒット”と言われるのは、日本映画が一般的に製作委員会方式と呼ばれる大資本によるバックアップがなければヒット作を作るのが事実上不可能であるからという理由があります。
しかし、私はこの仕組みを取らずに株式投資型クラウドファンディングで資金を集め、世界各国で支持される映画を作ります。
今回、辻仁成監督を迎えて制作するのは、正当な教育を受けられない無戸籍児が主人公の映画『真夜中の子供』です。
なぜ無戸籍児をテーマにすることで世界中を感動の渦に巻き込めると確信しているのか。
なぜ株式投資型クラウドファンディングで映画を制作するのか。
その戦略のすべてをお話しました。作品が好き、監督が好きなファンだけのグラウンドファンディングでその人たちだけが満足する作品を作るという規模なら理解できますが、グラウンドファンディングではそれ以上の規模感は難しいのでは?
株式会社のようにするならば、ちゃんとその映画のリスクやどれくらい売れるかなどをきちんと分析、保証できる仕組みが制作される前から見えるようではないとフェアでないので投資はできません。
むしろ製作委員会は大規模な予算が必要な仕組みではなく、それぞれがリスクが見えない中で、リスクを分散させつつ、最低限の投資で自分たちが得意な分野で収益化をできるように頑張れる仕組みだと思います。Motion Gallery社とはアプローチ異なるのでしょうか?
その辺りは理解が追いつきませんでした…
独立系映画の製作はベンチャーで起業するのとプロセスが似ていると思うので、インディ映画の為のエンジェル投資家集団のような役割を期待したいです。更に、映画クリエイター達を鍛え上げるインディ映画版Yコンビネーターみたいなのが登場し、インディ映画が活気づいていくことを期待したいです!
(蛇足1)
「この世界の片隅に」については下記を以前読みましたがわかりやすかったです。
http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1704/14/news066.html