英メイ首相 与党議員投票で信任 首相退任を回避

コメント

注目のコメント

• 小川 一

  毎日新聞 客員編集委員

  ・2018年12月13日

  これで難局が打開されるわけではありませんが、それなりの意味を持つと思います。野党が出して否決される日本の内閣不信任案とはまるで意味が異なります。自分たちが改めて信任したリーダーの判断を、そうむげにはできないと思います。これに加え、ＥＵ側が何らかの助け船を出せば、もしかすると解決の道筋が見えてくるかも知れません。ブレグジットだけを考えるのではなく、自由と民主主義の砦である英仏独のリーダーが総崩れになるリスクを共有すべきだと考えます。
• 根来 龍之

  名古屋商科大学ビジネススクール、大学院大学 至善館 教授（Professor)

  ・2018年12月13日

  メイ首相のしぶとさとタフさは称賛に値すると思う。
  党外から、そして党内からも叩かれ続けても、
  何人もの大臣が抗議の辞職をしても、自らのリーダーシップで
  ブレグジットをやりぬこうとするその心意気は素晴らしい。
  彼女を動かしているのは、イギリス社会とその歴史への強い責任感だと思う。
• 村松 一之

  株式会社 和キャピタル 取締役　運用本部 部長

  ・2018年12月13日

  メイ首相の英国の民主主義を守ろうとする頑強な意思と、政治家としての責任感にはリスペクトせざるを得ない。間違いなく肉体的にも、精神的にもかなり無理をして命を削っている。最初から皆が納得できることのない難問を突破する最後の決め手は、このトップの覚悟だと思う。代替案もなく、不信任を投じた政治家との対比から、メイ首相の孤高さが目立っている。