LINEの銀行業参入が、下り坂の日本に突きつける「重い課題」
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2年前からこの展開を予想してましたけど、日本人の就職先が減って租税回避される海外企業がのさばるのはどうか、という記事。
グーグルはともかく、ここで話題になってるLINEは日本に納税してるようですし、この論考はどうなんでしょうか。。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/060900044/071600007/?ST=smart
『では、今回の「LINE Bank設立準備株式会社」設立を私が喜んでいるか、というとそうでもない。
(中略)
ご存じのとおりGoogleは米国発の多国籍企業、そしてLINE株式会社は韓国のIT企業ネイバーの子会社だ。みんながLINEのスタンプを手に入れる代償として、日本の銀行が吸収してくれていた膨大な数の「私大文系卒」が就職先を失い、「分厚い中間層」が崩壊し、雇用を極限まで削ることで高い利潤率を維持する多国籍企業から利得を得る一握りの人々の富が、租税回避地に回ってしまってもよいのか。』キレッキレの文章で、面白いです。
情報産業による金融産業への侵食は、筆者が仰る通り負の側面が大きいでしょう。ただ、メガバンクも、生保も、(国も)、変化に向けて走り出していますので、日本の柔軟性が発揮されることを期待します!
(とポジティブに捉えたいのですが、10年弱前に「安定」という理由でメガバンク・生保に足を運んでいた元就活生としては、時代の速度に震えます。)
情報産業をむしろ侵食する産業構造も考えてみたいです。案外、古典的に電力産業?(データセンターを兵糧攻めしてやる!的な・・)