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中国、米国産大豆を大量調達 首脳の「休戦合意」後初めて

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  • 株式会社 和キャピタル 取締役 運用本部 部長

    トランプ大統領は、国内の農家に中国を潰すことを約束しているわけではない。彼は良いディールを勝ち取ってみせると言い続け、その暁には、農家はひと財産作れるとまで、言い放っている。
    トランプ大統領の現在のファーストプライオリティの1つは、中国にまずは今回のように農産物を買わせることである。覇権争いや、知的所有権などの問題は重要で中長期なミッションだが、今の段階ではまずは農家対策である。ゆえにトランプ大統領は、相当ご機嫌だと思う。


  • みずほ総合研究所 欧米調査部長

    岩田さんご指摘の通り、中国は表面的には沈静化を図る方向に舵を切っている様子ですね。トランプ大統領も、表面的には吠えたとしても、ある程度は満足でしょう。しかし、根本的なところでは、米国の対中感が大きく変わっており、ハイテク・安保、そしてトランプ以外のところでのうねりがあることに違いはありません。中国も、米国から離れる準備の大切さを認識したでしょうし、市場は満足かもしれませんが、ここからが正念場でしょう。


  • 日本企業(中国)研究院 執行院長

    貿易戦争をいち早く休戦したいと中国は思っている。
    大豆の輸入ですこしでも休戦につながるなら中国は輸入を再開する。
    問題は輸入を再開してからアメリカはまた攻め続ける。
    仕方なくまた輸入停止になる可能性もある。


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