業務を改善する食生活の3つの心得
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バイオロジカル検査で自分に足りない栄養素がわかります。
カロリーベースの時代は終焉に向かい、分子整合栄養学の時代が来ています。今の健康的な食のトレンドを上げるとしたらこんな感じでしょうかね。
浦田クリニック/スコール金沢
健康のための食養生
①腹七分目を心がける
②糖質を控え、糖化を防ぐ
③たんぱく質をしっかりとる
④質の良い油を選び、添加物の入っていない調味料を選ぶ
⑤腸内環境を整え、栄養たっぷり免疫力アップ
⑥抗酸化食材を摂取して酸化を防ぐ
⑦食物酵素をたっぷりとる
⑧水を充分摂取する科学的根拠という側面に焦点を絞ってコメントします。
食生活と健康に関する臨床研究は数え切れないほどたくさんありますが、雑誌で好き放題言われているような提案に科学的根拠はほとんどないと言わざるをえません。
自戒を込めて言いますが、特に医師が記事を書いている時が厄介で、それなりの説得力があり真実のように見えるのですが、ほとんどの場合に統計学や研究結果を歪んだ形で利用したトリックがそこにあります。
とりわけ身体への短期的な効果については、全くと言っていいほど証明ができていません。よく、Glycemic index(GI)が高い炭水化物は悪い、糖質を摂るならこういう糖質がよい、などといった記事をみかけますが、それらを裏付ける十分な根拠があるとは言えません。GIなどを語るとまるで科学的に見えるのですが、科学を装った非科学的な記事だと思います。
数多くの研究の結果、このGIの違いや食後の血糖値などが悪影響を与えるかもしれないと示唆されているのは、10年単位で継続した場合の心血管疾患の発症率への影響であって、それ以外の何物でもありません。
断りを入れておくと、上述した内容は個人の経験論を否定するものでは全くありません。また、提唱自体は自由ですので、この記事の内容を否定するものでも全くありません。経験的によいと信じられていることがある方がそれを続けることは全く構わないと思います。ただ、こういった記事を読んで、「こうしなければいけないのか」と思ってしまった方には、「そうとは言えない、あなたの食生活を無理して変えるべきという根拠はない」とお伝えしたいと思います。仕事等パフォーマンスの向上には、本記事で主張されている「炭水化物マネジメント」「血糖値マネジメント」「ストレスマネジメント」に加え、「アルコール摂取量マネジメント」も重要だと感じます。
今年正月に断酒を決意し、今日時点で11か月ほどアルコール断ちをしていますが、毎朝起きてからの始動を含めて仕事のパフォーマンスが非常に良くなったことを実感しています。
昨年まで20年弱かなりの大酒飲みだったため、周囲から「無理してない?」と良く言われますが、自分自身は毎日の心身パフォーマンスが心地良過ぎて無理をしているとは思っていません。