夜間無人のスーパーが開店 トライアルが日本初 QRコードで入店
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トライアルの小売売上高は年間約4000億円、店舗数は全国で200ちょい。よって店舗あたり売上高はざっくり年間20億円、日販に直すとざっくり500万円ちょい。
https://www.trial-net.co.jp/company/outline.html
コンビニの日販が40-60万円なので、その10倍くらい売っている店舗のイメージですね。
無人店舗というとコンビニのような小店舗をイメージしますが、普通(むしろ大きめ?)のスーパーで、カメラを使って自動認識するというのは、ハードのコストが結構かかりそうだと思いました。
ダイナミックプライシングなど新しい取り組みが満載でとても楽しみです!万引きとか器物破損とか起きた際に、入店から個人トラッキングしているので誰がしたか把握できるはずですが、それに対してどう対応するのか興味あります。中国だとそれが個人の信用スコアに反映されてしまう社会がやってきているようですが、日本だと顔認識のプライバシー問題とかなったりしてしまうのでしょうか?日本だと万引きや器物破損も少なそうですが。ダイナミックプライシングの結果も興味津々です。
このニュースは、①夜間限定ってところと②立地が多分ポイント。
コンビニのレジ周りのオペレーションって、基本的に「一番ITリテラシーの低いお客さま」に合わせるためにつくられています。本当だったらレジ業務なんか自動化できるけど、そうすると「毎日朝10時に惣菜買いに来てくれるおばあちゃん」が購入できなくなっちゃう。地域密着型(↔オフィスビル接着型)のコンビニならなおさらです。
夜間にコンビニを利用するお客なんて10割若者だから夜間無人化はいける。ただ、結局「24時間無人営業のコンビニ」の夢(このニュース見た時にわたしたちが思い浮かべそうなね!)はかなわないのではないか。
そして、②の立地が気にかかる。
大野城市は15歳~34歳までの人口は21%くらい(*1)。ちょっとトライアルさんのリサーチをまだしきれていないけど、トライアルさんの持っている店舗の中でが一番若年層顧客にリーチしやすかったってことでしょうか?博多のほうとかに比べたら酔いつぶれる客が大挙してQRコードリーダーを汚していく確率が少ないということなのか?笑
*1:大野城市の統計データから計算しました。
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s005/010/050/010/080/20171201120634.html