この連載について
日本に新しい時代が到来しようとしている。明治維新から敗戦の「日本1.0」、敗戦から今日までの「日本2.0」に続き、2020年前後から「日本3.0」がスタートするのではないか。そんな予測を拙著『日本3.0』で記した。では、「日本3.0」はどんな時代になるのだろうか。各界のトップランナーとともに、「日本3.0」のかたちを考えていく。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
この連載の記事一覧
【渋沢栄一】今さら聞けない「日本資本主義の父」の偉業
499Picks
【NPマガジン4号】「ニューエリートの英語」を大特集
210Picks
【NPマガジン】未来の子育て。森岡毅、人間は2種類に分けられる(2)
362Picks
【NPマガジン】未来の子育て。森岡毅、親ができることは3つ(1)
1185Picks
【NPマガジン3号】「未来の子育て」を大特集。落合陽一の子育て論も
259Picks
【NPマガジン】人生の必読書500冊。ビル・ゲイツ、佐渡島庸平
655Picks
【NPマガジン】「ニューエリートの必読書500冊」を大特集
966Picks
「さよなら、おっさん。」に込めた思い
2020Picks
NewsPicks Magazine創刊。落合陽一、1万字超インタビュー
496Picks
「NewsPicks Magazine」創刊。なぜ今あえて雑誌なのか
1274Picks
平成の時代が終わり、新しい時代を迎えようとしている今、未来を創る子どもたちの教育を約120ページにわたり大特集。
時代の先を読む各界のイノベーターたちは子どもにどんな力を授けようとしているのか、子育て事情を聞きました。
その中から、USJを再建した森岡毅さんの子育てを公開します。4人の子どもを育てた実体験に基づく結論は「親ができることは3つしかない」。本日3つ目を紹介します。
ただ、大切なことはサポートの順番で、金銭的なサポートはあくまで3つ目ということ。
「1つ目のパースペクティブを広げることが一番重要で、2つ目の絶対的な自信をつくることが次に重要。この1つ目、2つ目がとにかく重要で、ちょっと差があって、3つ目の金銭的サポート」
息子が幼稚園に入り(保育園に入れなかったので止むを得ず、です)、今まで接することのなかった東京のど真ん中のかなり恵まれたご家庭の経済力(私たち親世代だけでなくその親世代からのものを含めて)を目の当たりにして、改めて色々と考えさせられている日々に、この記事を読めてよかった。
森岡さんが私と似たような、貧困ではないけれど決して裕福とは言えない環境でお育ちだと思われる(私も長女なので選択肢は国立大学だけ)ので、言葉が染みます。私も、不平等の本当の意味や切なさを噛み締めて育ち、今もそれを感じています。
なかなか解脱できなくて苦しんでますが(笑)
もちろん、森岡さんほどの能力もなければ、努力が苦手、人間性も問題ありですが、「今働くこと」の意義づけを再定義させてもらいました。
この記事を胸に(本買います)、しばらく乗り切ろうと思いました。
森岡さん、まおさん、いい記事をありがとうございました。
そして連載のお話から一番感じたのは、本当に素敵なお父さんだなということ。子育てに正解はないと思いますが、自分もそんなお父さんになれるように精進します。
〈引用〉親が思い描いていたような、理想的な姿ではなかったとしても、本人が幸せだったら、その人生は成功と考えてあげるべきです。子どもが「人生うまくいったな」「すごく充実している」と思ってくれたら、それでいい。
一人っ子だった僕が親から受けたのと同等のサポートを2人の子供にできる自信はないのですが、その代替として子供と過ごす時間やそこで得る体験の質でなんとか補おうとしています。
その上で、下記をなるべく早い段階で気づかせてやりたいと思っています。
(以下抜粋)
人と比較してへこむ時代は終わりました。自分自身の特徴に向き合うことです。幸せになるためには、自分の強みを活かして生きていくしかない。自分の能力のデコボコのデコを見つけていくしかないのです。
以下引用
“人と比較してへこむ時代は終わりました。自分自身の特徴に向き合うことです。幸せになるためには、自分の強みを活かして生きていくしかない。自分の能力のデコボコのデコを見つけていくしかないのです”
◾️親が思い描いていたような、理想的な姿ではなかったとしても、本人が幸せだったら、その人生は成功と考えてあげるべきです。
教育の目的として、同意です。
これらを達成するためには、①自分の弱いところも見つめること、②他人と違っても自分オリジナルの戦略を考えられること、③考えた戦略を実行(覚悟)すること、というスキルと胆力が必須。これらを獲得することがこれからの教育の目的なのかと考えてます。
シビアでも何でもなく、人生は平等では進まない。
経済力によって選択肢が異なることは森岡さんが仰るパースペクティブを広げる上で重要なファクターだと思います。
強くてニューゲームが出来れば一番良いのだが、そうもいかない。