売上のために「任せる」ことを始めたら、社員の幸せと向き合わざるをえなくなった──管大輔・吉田朋子
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最近はRPAばかり注目を集めていますが、もっと手っ取り早く業務効率をあげるのがアウトソーシングだと思います。常に業務遂行の選択肢の一つとして意識するべきだと思うのですが、大企業病あるあるの一つの”キャッシュが外部に流れるのを異様に嫌う”が阻害要因になって、なかなか進まないのが実態です。で、苦肉の策としてアウトソーシングされる部門や子会社を設立する。本末転倒極まりない・・・。
新入社員のとき、会社が指定している経路とは違う経路の通勤定期券を買ってしまいました。所謂”早いけど高い”経路です。経理から連絡が来て「全額の支給は無理」と言われたのですが、「新入社員で初めての通勤定期券購入だったので知りませんでした。貧乏なんで建て替えられません(泣)」と伝えたら「しょうがないわねー」と特別処置を頂きました。こういう人の温かみはアウトソーシングやRPAでは得られないので、何でもかんでも効率化を目指せば良いって訳でもないんですけどね。自分だからこそできる仕事がしたいのに、実際は目の前のタスクで手一杯。そんな状況を打破する「アウトソーシング義務化」、任せることで見えた幸せについてガイアックス管さんと吉田さんにお話を伺いました。
コスト削減で何でも自社でやることが収益につながると勘違いしている企業は多い。何でもやることで肝心なコアの部分が疎かになってしまってはもったいない。専門外は外注しコア事業に専念することが生産性のアップになり、ひいては売上や収益力のアップにつながるもの。外に出るカネは増えるが適切に使うカネを惜しんではならない、カネは天下の回りものだから。