『ファイナンス思考』の朝倉さんに資産運用について聞いてみました
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注目のコメント
資産運用は全くの門外漢ですし、自身については「運用すれども注視せず」という極めて消極的な方針です。プロ筋の方がご覧になると「情弱」感溢れる内容でしょうし、およそ相応しくないインタビュイーかもしれません。なんかすいません。
以下、あくまで一個人の意見として。
常に意識しているのは、お金で自分を見失わないこと。
実際、お金に呑まれて身を滅ぼした方も見ていますが、私も含めて人間は弱い生き物。油断すると簡単にお金に振り回されてしまうと自戒しています。
人間の欲なんてものは際限がありません。「足るを知る」をモットーに、日々の生活は程々を旨とし、ゆめゆめ「投資でドカンと大儲け」などと期待せぬよう心がけています。
投資にしても会社経営にしても、何事も妙に期待しすぎるから、期待が外れたときの心のダメージが大きくなるのでしょう。私のように悲観的な人間は、「最悪でもこれくらいの損失」と予め自身の期待値をコントロールすることで、大抵の場合は「最悪よりもマシだった」と思うことができますし、良い結果でも「たまたま。どうせ明日には下がる」と思い、浮足立たずに済みます。
自身の資産について逸失利益を悔やむなどという時間は、死んだ子の年を数えるようなものであり、私にとっては人生の無駄です。
資産運用は大切なテーマだと思いますが、日々、お金のことを考えていたいと思う人はごくごく少数ではないでしょうか。自身の本業に集中するためにも、その時々の相場の上がり下がりなど、本業以外のノイズに心を乱されたくないので、短期売買は行いません。
かと言って、銀行預金のままで寝かしておきたいとも思いません。日本円というのも、あくまで相対的な資産の一種であるということを、日本から出ると痛感するからです。
この点、柴山さんも取り組んでらっしゃるロボアドは便利なのかもしれませんね。
なお後半、タイムリーに話題の官民ファンドにも触れていますが、政策的な意図で投じられる資金については、個人の資産運用とは異なり、相場に対する勝ち負けとは別の文脈で是非を判断されるべきと考えます。
ちなみに冒頭、柴山さんからマッキンゼーの先輩と呼ばれておりますが、これは新卒と中途の違いでして、柴山さんの方が学部の大先輩であることをここに記しておきます笑『これからの投資の思考法』刊行を記念し、今年話題のビジネス書『ファイナンス思考』の著者であり、マッキンゼーの先輩でもある朝倉祐介さんと対談しました。
「個人」も「企業」も将来のために投資するのが基本です。朝倉さんとの対談を通じて、理論だけでなく心構えにおいても、「個人」と「企業」の投資には、共通点が多いことに気づかされました。
とりわけ、「投資をするときには、どれだけの損まで許容できるかを自分なりに定めておくといい」という朝倉さんのポリシーには、個人としても経営者としても共感します。
ちなみに、ベンチャー投資は「投資した時点で、心の中では減損100%」だそうです。(笑)『基本的には、資産運用しているお金は、増えたらラッキーぐらいに思って、預けたまま見ないことにしてます。ベンチャー投資も同じですね。もう投資した時点で、心の中では減損100%です。』
いいですねー。お金との上手な付き合い方ですよね♪