PayPalの世界調査が明かす「フリーランスとモバイル決済の関係」
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ギグエコノミーと呼ばれる、 インターネットを通じて単発の仕事を受注する働き方は拡大の一途をたどっています。
2020年までには労働者の5人に1人がフリーランスや契約社員などの臨時雇用の労働者になることが予測され、報酬が未払い、収入が不安定であるなど、フリーランサーはさまざまな不安を抱えています。
そのような情勢の中で、ペイパルの調査はその仮説を証明した形になりました。
実際、調査対象のフリーランサーは決済の時に最も重要視するものはセキュリティと答える層が最も多かったそうです。EYの調査では2020年までに労働者の5人に1人がフリーランスになると予測。LinkedInは2020年までに米国人の43%がフリーランスになると予測しています。後者はちょっと信じられない数字ですが、個人事業主もフリーランスと考えれば、アリかなと。
フリーランスにとって重要なことは、仕事の対価がちゃんと支払われること。モビリティの高いフリーランスにとって、モバイル決済、モバイルアプリ、モバイル通信が鍵ということです。フリーランスの支払いをいかに担保するか?
これは、Money20/20アムステルダムでもかなり取り上げられていました。特に、フリーランスの仕事はグローバル化しているにも関わらず、一回あたりの支払い金額は平均して低下しているそうです。これは、フリーランスの仕事のすそ野が広がり、かつ、支払いを頻繁にすることで、よいフリーランスを確保することが出来るからだそうです。
グローバルなので支払い手数料が無料なのは、画期的です。
Pay Palも少額送金のコストを下げてきているようですが、世界には競合がどんどん生まれています。
この記事にもありますが、日本はこの市場が急成長している国だそうです。けれども、支払い手段の多様化は遅れていますね。
>ペイパルの顧客データから、米国、ドイツ、ロシア、日本、ブラジル、オランダ、メキシコ、ポーランド、南アフリカなどの国では、フリーランサーに対する支払いが急増していることがわかります。<