スタートアップ企業で働く現実と、求められる人材の3大要件 - ウェルスナビ代表取締役CEO 柴山和久
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ダイヤモンドオンラインで、「今月の主筆」としてインタビューを受けました。今回は、全4回の連載の3回目。「人材」をテーマにお話しました。
いま世界では、あらゆる産業で新旧の世代交代が起こっています。
ところが、日本では「失われた20年」によって、変化のスピードが遅く、私たち一人ひとりが「ゆでガエル」になるリスクがあります。過去25年で世界経済が25兆ドルから79兆ドルと3倍に成長したのと同時期に、日本経済は3.9兆ドルから4.7兆ドルへとほとんど成長していません。
そのような中、日本でもリスクを取って、新たな産業を興そうとするスタートアップが生まれつつあります。スタートアップで活躍し、イノベーションをリードする人材像について本記事で解説しました。
しかし、より俯瞰してみると、ぬるま湯にいる人たちを責めるのはあまりにも酷であり、ぬるま湯を作り出した人たちの責任が重いはずです。
社会の各分野でリーダーシップを発揮する立場にある人々が、目の前の環境への最適化にせっかくの才能を費やすのではなく、よりよい社会の実現に向けて、人生を賭けた新たな挑戦を続けることが求められています。