【最新講座】シリコンバレーの「勝ち馬」を手にする、新しい投資手法とは
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日本だとVC担当者による採用支援や取引先紹介(営業支援)がメインで、VCが組織としてエンジニアやグロースハッカー、採用担当者を無償で送り込むところはまだほとんどないのでは。でもそこまでいくと相当シェアを持たないと成り立たないし、PEファンドと似てくる。
『彼らが出てくるまでのベンチャーキャピタルは少数精鋭で、個人のウェットな関係をベースに投資をするというやり方であったのに対し、彼らはエンジニアやマーケターなどを無償で貸し出すというアプローチを取っているのです。』これまでの「人脈」で回っていたベンチャーキャピタル(VC)の良い案件が、情報格差がかくなったことで、必ずしも広い人脈や「過去の遺産」持っている人が安泰ではなくなった、という面白いお話を伺いました。
数値でなかなか測れない、「人とのつながり」というところに、どうデータで切り込んでいくのか、また起業家に選ばれるVCになるにはどうすればいいのか、シリコンバレーにいる猛者たちを出し抜く戦略は、驚きでした。
起業家たちを支えるVCたちも、起業家がシリコンバレーだけでなく、世界に散っていく中で、勝負の場所はアメリカだけでなく、まさに世界に広がっている、時代にあわせ、どんどんVCも形を変えていかないと生き残れないことがよくわかります!シリコンバレーは文字通りルーツがシリコン(半導体)で、半導体からインターネット産業が生まれた流れがあって、ベンチャーキャピタルも歴史ある老舗ベンチャーキャピタルに優位性がある時代が長かった。しかし2005年以降くらいから伊佐山さんのいうように、人脈のウエットな強みだけでなく、a16zやY Combinatorなど従来とは違うアプローチのベンチャーキャピタルも存在感を出している。PayPalマフィアなどエンジェルの成果も大きい。
一方日本は半導体からの連続性はなく、90年代後半からインターネット業界を20代の若者たちが作り上げた。従って、シリコンバレーに比べるとベンチャーキャピタルの歴史が浅く、15-20年くらい遅れている印象。むしろ最近は老舗(といっても15-20年くらいやっている人たち)のベンチャーキャピタルが資金力も人材も含めて強みを増していい投資をしている段階。スタートアップの設立時から深く関与するなど新しい動きをする人たちは少し出てきたかなという印象。