【保存版】平成最後の年末に振り返る「ヒット曲30年史」
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バナーにコーネリアス、くるり、ハイスタ、ナンバーガールといった、ヒットチャート上位とは少々縁遠そうな面々のジャケットが使われているのは、中の人の趣味でしょうか?ロキノン系アーティスト全盛期に10代を過ごした自分には刺さります(ミッシェルガンエレファントも入れて欲しかった)。
こうして見てみると、2000年代後半以降のヒットチャートになんの意味もないことがよくわかります。
90年代中期から後半にかけてがJポップ全盛期だと話すと、いつも「それは自分の世代だからだろう」と言われるのですが、改めて見ると、やはり当時がルネサンスだったと思いますし、自説は曲げません。やはりTKは偉大でしたし、TKサウンドに対するアンチテーゼ的な、セルフプロデュース感溢れるミュージシャンの台頭もあって、厚みがあったと感じます。
このあたりは『1998年の宇多田ヒカル』を参照されたい。
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それはそれとして、せっかくNewsPicksの企画なんですから、ここに掲載されている曲のうち、どれだけがストリーミング配信されているのかなど示してもらうと、なおよかったですね。音楽は、その時々の思い出と紐付いてます。だから、昔聴いていた音楽を聞き直す時、それを聴いていた情景が蘇ってくるのではないでしょうか?
ちょうど初めてCDを買ったのが、平成元年だったのだな、と改めてランキングを振り返って気付かされました。そう考えると、平成の30年は、チャゲアスから入り、ミスチル、小室、ネオアコ、メロコア、林檎、m-flo、米ヒップホップからジャズと、まぁ成長段階に応じていろいろ聴く音楽も変わったのだなぁと改めて気付かされました。
あと、この平成史では30年を5パートに分けましたが、個人的には2008〜2014年がすっぽり抜け落ちてます。そんときに聴いてた音楽が思い出せなければ、自分がその時に何をしていたのかも、定かでない気がしてきます笑。
ただ、2015年以降、明らかにまた新たな音楽に触れることが多くなってきました。1990年代ほどとまではいいませんが、産業の復活を期に、また一つの大きな豊潤な時代を迎えるのではないか、と個人的には期待しています。
ちなみに、時代を振り返るのに宇野維正さんの「1998年の宇多田ヒカル」、柴那典さんの「ヒットの崩壊」は絶好の教材です。また、最後に入れたプレイリストは、平成のヒット曲を網羅しており、たまに聞きたくなります。
7日間に及ぶ特集お読みいただきありがとうございました。皆さん良い年末をお過ごしください(まだ書くこといっぱいありますが……)。森川記者とエディター福田くんと作成したヒットチャート30年分。こういうのを見るととなんだか年末を感じますね。
個人的にびっくりしたのは「だんご三兄弟」売れすぎ!というところと、KAT-TUNが意外にもけっこうランクインしていたことです。あとは、2008年以降はAKBと嵐ばかりで、特典が絡んだ結果としてのチャート、という印象が強くなっています。
※そういうこともあり、2015年以降はオリコンランキングではなくビルボードランキングを採用しています。
基本的にビジュアル系や電波ソングを聴いて生きていたのでヒット曲をさほど知らないのですが、最近ちゃんと知っとかないとやばいかも?と思いながら、プレイリストを漁ってみています。
みなさんの思い出の音楽話などゆるくコメント欄で聞かせていただければ嬉しいです!
追記:表記揺れや誤字のご指摘、誠にありがとうございました。
修正いたしました。