【返信】新産革機構CEOへ送る、「高額報酬論争」もう1つの真実
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注目のコメント
色々醜い。
そもそもこういった内幕の話が表に出ざるを得ない状況が醜い。
内部の稟議を取らない状態でオファーを出して、それを取り下げるというのも醜い。
そのなかで、本記事を読んで思うのは経産省がともかくぬるいなぁということ。
ファンドのベビー・マザー構造なんてよくある話。孫ファンドを設立できないようにするか、子ファンドが孫ファンドに投資をするというスキームの中で、説明責任を果たすようになっている構造にしてればよいだけに読める。
PEファンドの実務に接していたわけではないので分からない部分はあるが、一般論として企業への直接投資やファンドを通じた投資がフリーハンドということは全くなく、投資対象や趣旨、制限が設けられているもの。そのなかで本当に孫ファンドを使ったらフリーハンドで投資できるのであれば、それはそもそものスキームの精査不足としかいいようがない(そうだとしたら経産省として心証面で信用できなくなる気持ちは理解はできるが…)。
逆にフリーハンドではないとしたら、それは広報の誠実性といった観点で疑義を感じるし、これまた醜い。
そして民間ではないから国によるガバナンスを重視すべき、民間ファンドと比較してガバナンスが重要という論点は分かる。
分かるからこそ、そのガバナンスは事前に規定しておくべきものであって、後だしじゃんけんをしてよいものではない。それが官民ファンドを運営するということだし、それをやっていなかったら、それもぬるいとしかいいようがない
金融において、信用こそが一番重要。そして信用は相互に作るもの。
個人的には「My word is my bond」(自分の言葉は自分の約束)というロンドン証取に掲げられている言葉こそが金融の本質だと思っている。それが成立するのは相互信頼があるときであって、相互信頼があるときに攻めの金融、人を見る金融になる。
そしてそれが本質である一方で、お金の影響力も極めて強い。だからこそ、最悪を担保するために契約やガバナンスを整備しておくことが重要。これが守りの金融だと思っていて、攻めと守りがしっかりあるなかで、醜い戦いではなく、攻めをちゃんとできることこそ目指してほしいこと。先日、大変に反響のあった、産業革新投資機構・田中CEOへの直撃インタビュー。
【直撃】新産革機構CEOが語る、「高額報酬バトル」のすべて
https://newspicks.com/news/3511771/
前回コメントしていた通り、今回は経産省側の言い分について、岡記者がまた徹底取材しました。田中CEOインタビューでの発言1つ1つに対する、「アンサー」をお届けします。今回の記事を読んでも、前回の印象と全く変わりません。経産省側の進め方に大きな問題があった。JIC側にはあまり非はありません。高額報酬そのものを否定する人もいると思いますし、私自身も、リスクなく高額報酬をもらうのはおかしいと思いますが、リスクのない高額報酬を提示したのは、経産省側です。その金額を前提に転職された人がいれば、それを白紙撤回されたら、トップの田中さんが、激怒するのは分かります。ブレストの時間がたっぷり用意されていたこともどうでも良い話です。Pickerのみなさんも、全く信頼できない相手と4時間もブレストするなんて時間の無駄だと思いませんか?報酬に関しては、雇用契約書にはなかったのでしょうか?雇用契約書になかったのであれば、JICに雇われた側は、それを事前に要求すべきでした。そこは非としては、あるでしょうね。
https://newspicks.com/news/3511771?ref=user_1650115
このインタビュー通りであったのであれば、報酬の問題ではなく、信頼関係の問題と思えます。言っていることが何かの横槍によって、コロコロ変わる組織を信用出来るでしょうか?自分たちで提示した金額すら守れないですよ。全く信用できないし、怒るのも当然だと思います。
一方で、何のリスクも負わずに、これだけの高額報酬を受け取るのはおかしいという安東さんの従来からの主張はその通りだと思っており、支持しておりますが、このインタビューに対する安東さんのコメントは、田中さんの揚げ足取りになっているように感じ、同意できないです。Pickerさんの多くが「いいね」している感覚もよく分かりません。