【安全保障】憲法改正論議に必要な5つの視点

2018/12/24
近代の日本で最長の首相在任日数も視野に入れた安倍晋三首相は、憲法改正の野心を前面に押し出している。
9月の自民党総裁選に勝利した後の記者会見で、安倍は「憲法改正にいよいよ挑戦し、平成の先の時代に向かって新しい国造りに挑む」と語った。
いま考えるべきなのは、以下のような点だろう。安倍の在任中に憲法改正を行うことには、どれほど現実味があるのか。憲法改正は日本を本当に大きく変えるのか、それともメディアが騒ぎすぎているだけなのか。そして──ここが最も重要な点だが──いま憲法改正を議論することがなぜ重要なのか。