[ロンドン 6日 ロイター] - ハモンド英財務相は6日、メイ首相の欧州連合(EU)離脱協定案が議会で否決されれば、政府は新たな離脱案をEUと交渉できるという考えは妄想だと指摘した。

ハモンド財務相は議会で「土壇場で再交渉という考えは、妄想に過ぎない」と発言。「われわれは自らに正直でなければならない。この協定案に取って代わるのは、合意なし(離脱)か離脱撤回だ。いずれも、社会の崩壊や国の分断をもたらす」と述べた。