ECB政策決定者、緩和解除の方策議論=関係筋
Reuters
2018/12/06
[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の政策決定者らが、来年の段階的な刺激策解除を巡り議論していることが、複数の関係筋の話で分かった。
関係筋によると、円滑な移行を進める方策として、まず預金金利のみを引き上げたり、複数年の変動金利ローンを恒久的に行ったりするなどの案が浮上している。南欧の金融機関や投資家が懸念する流動性逼迫を回避する狙いだ。
議論は初期段階で、13日の理事会で議題の中心となる公算は小さい。理事会は、2兆6000億ユーロ(2兆9500億ドル)規模の債券償還資金の再投資方法を中心に討議する見通しだ。
ユーロ圏内で偏りがみられる流動性の問題などは来年に決定が行われる。
関係筋の1人によると、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)については、主要リファイナンスオペに沿った変動金利とし、恒久化する案もあるという。ただこちらも早期に実現する公算は小さい。
*見出しを修正しました。
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