FRB、段階的な追加利上げを来年も継続へ=NY連銀総裁
コメント
注目のコメント
政策金利の面では中立水準に戻すことが正常化であり、そこから先は引き締めになるわけです。従って、そこから先に進もうとすれば、これまで以上に強い理由が求められます。
景気に関しては、家計の強さは変わらないので、11月FOMCで議論された設備投資の減速が一時的かどうかの見極めが重要になってきます。言うまでもなくこの点は、貿易摩擦がどの程度影響を与えているかの把握がポイントです。雇用と賃金が強いことは記事の通りですが、景気に対して遅行している可能性にも注意する必要があります。
NY連銀総裁の立場からは、金融環境がこの間にどの程度変化したのかについての理解を示すことも期待されます。少なくとも方向としては、株価の調整とドル高によってタイト化したことは明らかです。