【働き方モデル】完全IT化で、世界を旅しながら働く弁護士

2018/12/10
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第168回(全6回)は、一般社団法人 at Will Workが主催する『Work Story Award 2018』にノミネートされた、働き方の達人4名(社)が登場する。
このアワードは、「これからの日本をつくる100の“働く”をみつけよう」をテーマに、未来を変える働き方を実現するためのストーリーを持つ個人や企業を選出するもの。
本特集では、その一次審査を通過した中から、特にユニークな働き方を実践している人、注目すべき働き方改革に取り組んでいる組織を編集部が取材した。
第1回・2回は、1人で顧問企業70社を抱えるという多忙ながら、世界をバックパックの旅をしながら働く弁護士、藤井総氏に、弁護士業務を完全IT化するメソッドと、世界を旅しながらうまく働く秘訣を聞いた。
第3回は、国会対応などでなかなか残業が減らない官公庁の中から、幹部職員の意識を変えるという働き方改革の本丸に挑んだ、総務省若手職員による「働き方改革チーム」の多面的な活動を追う。
第4回は、3K(きつい、汚い、危険)と言われ、人材採用が難しい建設業界にあって、短期間に社員数2倍を達成し、「建設業を人気業界にする」「究極のホワイト企業」を目指している現場監督の派遣会社、アイアールの事例を紹介。
そして、第5回・6回は、約20年も前から社員の働き方、働く環境を自由闊達なものにすることを、自社だけでなくビジネスそのものとして展開する京都の老舗企業、ウエダ本社を紹介。「働く環境の総合商社」という画期的な事業を開発したウエダ本社の社長に、これまでの取り組みの詳細を聞いた。
12月6日に行われた「Work Story Award 2018」授賞式の模様。写真) at Will Work