この連載について
「MBA(経営学修士)」は、ビジネスパーソンが経営者に近づくための学びの王道とされるが、近年、大きく変化している。ハーバードやスタンフォードなどトップMBAを目指す人は世界で4年連続減少。その一方で、テック系MBA、短期MBA、役職者向けのEMBAなど、多様化している。時代のニーズに合わせ「MBA3.0」が登場する今、改めてMBAの価値とは。最前線を追う。
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三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英語: Mitsubishi Corporation)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く三菱グループの大手総合商社。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。 。 ウィキペディア
業種
総合商社
時価総額
8.70 兆円
業績



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マッキンゼー・アンド・カンパニー(英語: McKinsey & Company, Inc.)は、シカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーにより設立されたアメリカ合衆国に本社を置く大手コンサルティング会社。 ウィキペディア
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自身が開発した、高校の教材を使った「3段方式勉強法」をレクチャーしてくれました。その影響を受け、私もさっそく「倫理」の教材を買ってみましたが、侍留さんが「日本の教材のクオリティは最高。次に期待できる輸出商品になる」と言うだけあってすごい網羅性、品質だと実感しています。
「学習量」という言葉が記事冒頭に出ているが、そこがキーだと思う。
ビジネスにおいて重要な点や概念は、たしかに高校の教科書までで習うことで一定できるのではないかと思う。一方で、実際にそれを理解し、扱うためには場数が必要。場数というのは実際に使ってみることや、各論について勉強して「結局、本質はここだったのね」と基礎についての理解がしっかりできること。
この点において「答えがある領域」は日本の小学校の教育はとても優れている。一方で「答えがない領域」については弱い(答えがないから議論が必要だが、それを生徒同士や先生対生徒であまりできていない)と思っている。そしてビジネスは答えがない領域が多い。
そして、それが「学べる」と「使える」の違い。答えがない中で、価値観によって答えが違う中でどういう風に前提となる基礎を合わせつつ、差異部分を議論するか。そして元々は違う考え方をしていたなかで決まったら執行力が重要で、そこまでどうお互いに持っていくか。そこの実際のビジネスの部分の学びの部分まではないかなぁと思うし、教育の仕方全体で取り組んだ方がいい領域だとは思う。
英国にも現代奴隷法ができ、多くの企業がサプライチェーンの隅々まで「倫理」を問われる昨今。SDGsの影響でESG投資もあり、論語と算盤がますます釣り合う世の中になっていく今、ビジネスマンこそ倫理を学び、それが利益とどう折り合って行くのかをしっかり構築してほしい。
僕自身文系で理科系科目を学んできませんでしたが、大学に入ってから折に触れて学び直していることが有機的に結びついている実感もあります。
あるいは「倫理」や「政治経済」などの大半が力を入れて勉強してこなかったであろう科目などは、会話の土台になる一般教養がかなり含まれている気がするのでさらうだけでも意味がありそうです。
色々考えたのですが、一つの方法は一冊で良いので経営に関する古典や定番を原書で通読(ざっくり要点をおさえる)することだと思います。もし気に入ったなら何度も、そうでないなら他の定番を当たって、自分にとってのバイブルを探すことだと思います。
ここは正直、耳が痛い所でした。ただ、結果的に今に至るまで試験勉強という名で、大学受験以外にビジネスに関連する勉強時間が多かったのは、今となってはかなり自分の血肉になっていると思い、助かってます。
日本の公認会計士の試験勉強で4年、USCPAで1年半、MBAで約2年、とかなりの学習量を割いたな、と。
問題から解く、もっと早く気付いていれば、大学受験もっと楽だったのにな、と思います。
論点を整理したり、ロジックを整えるなどの「手法」「技術」はビジネスを通じてある程度は身につけられたように思いますが、やはり基礎知識が無ければ、本質的でないスカスカの意見や議論になってしまいます。
賞味期限が短い新しい情報や知識が氾濫する今日この頃ですが、本質的な基礎知識を学習する必要性を改めて感じました。