この連載について
「MBA(経営学修士)」は、ビジネスパーソンが経営者に近づくための学びの王道とされるが、近年、大きく変化している。ハーバードやスタンフォードなどトップMBAを目指す人は世界で4年連続減少。その一方で、テック系MBA、短期MBA、役職者向けのEMBAなど、多様化している。時代のニーズに合わせ「MBA3.0」が登場する今、改めてMBAの価値とは。最前線を追う。
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取材でお話ししたジョージア工科大学はショッピングモールやシェアオフィスと提携して、MOOC受講者が一緒に学べる場所を提供すると発表しました。
https://www.insidehighered.com/digital-learning/article/2018/11/26/coming-shopping-mall-near-you-georgia-tech
例えばアップルストアでMOOCを同級生と受講しながら勉強をするということが可能になりMOOCのオムニチャネル化が進んでいます。講義を受けることは自分のスキマ時間にオンラインでやりながら、生徒同士でオフラインの交流をしたりと、自由な学び方が増えて来ています。もちろんこの自由な学び方の背景には、自由な働き方ができる環境整備と企業や個人の意識改革があるからこそだと思います。
MOOCが浸透することで相乗効果としての新しい働き方やキャリアアップの選択肢も生まれる。そんな風になると良いなと思っています。
今ではオンラインで、修士がとれる講座もあり、リアルな大学との境界線もなくなりつつあします。実務経験がなくともこうした学びでキャリアチェンジする人が実際に増えつつあるのも興味深い。もっともそれは、企業がMOOCなどでの学びをきちんと評価しているからこそですが…(日本の企業も、採用や評価の際、こうした学びの部分をより評価して欲しいものです)。
それにしても石角さんの勉強の歴史には頭が下がる限りです。お子さんのお迎えまでのスキマ時間、30分間の間でもMOOCで学ぶ。こうした積み重ねが、実績の差になるのでしょう。
MBA等のタイトル自体に付加価値がなくなり、「学び」そのものが改めて重要になるなか、こうした「学び」コンテンツを効率よく必要に応じて学習できるサービスは更に広がっていくと思います。
また、私自身がそうであったように、ビジネススクールから得られる付加価値は、他の参加者との交流(特にグループワーク等を通じた価値観のぶつけ合い)を通じた多様な視点・価値観に接することにもあると思われ、こうした付加価値も期待できる仕掛けも今後広がってくることを予想します。
MOOCは最先端の話が本になる前に知れてすごくいい。ちなみにいわゆるMOOCとは違うけれど、私は声楽のレッスンはアメリカの先生にスカイプで習ってるんですよ。音楽のレッスンですらある程度はデジタルで空間を超えられる世界なんですから、MOOCに向いてないビジネス系の学びなんて一つもないと思います。
あぶさんは、酒呑みながらでもホームランに価値があるのと同じ!
石角さんも仰られてますが、本気で学ぶならお金をかけることが大切だなと思います。無料は中途半端になりがちですね。コストでは無く、インベストです!
「MOOC」は、欧米では実在の大学と同じ資格として認められているほか、アジアの貧しい家庭の子どもが「MOOC」を通じて才能が認められ、アメリカの大学に奨学金で招かれたりしています。
その一方、日本は参加している大学自体が少なく(英語を使うため)、日本の大学だけで同じことをしようとしていて、ここでも“ガラパゴス化”が問題になっていました。
いまはどうなっているのか、分かりませんが・・・。
しかし、グロービスのように遅ればせながら日本でも開講したサービスも出てきました。海外も国内も露出が少なく、リカレント教育予備軍の人たちにはきっかけが掴みにくいと感じます。
いろいろなMOOCを並べて比較してくれる記事があると、そういうニーズも満たせるでしょう。英語が苦手な人たちにはアメリカのMOOCがいささかハードルが高いのが現状なので、この記事と合わせ特集していただけると国内MOOCの課題やメリットを理解できるでしょう。