この連載について
「MBA(経営学修士)」は、ビジネスパーソンが経営者に近づくための学びの王道とされるが、近年、大きく変化している。ハーバードやスタンフォードなどトップMBAを目指す人は世界で4年連続減少。その一方で、テック系MBA、短期MBA、役職者向けのEMBAなど、多様化している。時代のニーズに合わせ「MBA3.0」が登場する今、改めてMBAの価値とは。最前線を追う。
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三菱商事株式会社(みつびししょうじ、英語: Mitsubishi Corporation)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く三菱グループの大手総合商社。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。 。 ウィキペディア
業種
総合商社
時価総額
8.70 兆円
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サントリー (Suntory) は、大阪市北区に本社を置く、日本の洋酒、ビール、清涼飲料水の製造・販売等を行う企業グループの総称およびブランド。事業の主要な部分はアルコール飲料だが、1980年代以降清涼飲料においても一定の地位を築いた。 ウィキペディア
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今から約30年前のHBSで、「企業理念という会社の原点そのものがバリュー(企業価値)」だということを学んだと言いますが、意外にもこの授業は、「お金儲け主義」の同級生には人気がなかった…というお話が面白い。
また、印象的だったのがHBSの凄いネットワークを活かすには、自分が「意思決定できるポジション」にいる必要がある、ということ。海外の有名MBAを取れば、イコール華麗な人脈が手に入るのではなく、まず自分がその一員になることが求められるのだと、感じました。
経営者としての「腹決め」とその決断の根拠となる「修羅場経験」は、結局、実務でしか学べないという点にも納得です。それにしても、新浪氏がサントリーに入社前、スタンフォードのエグゼクティブ向け短期MBAに行こうとしていたお話も興味深い。まさにこのように、実務と学びを繰り返す「リカレント教育」が求められる時代なのだと思います。
MBAに限らず、大人の学び直しに関心のある方、自己成長したい方に、是非、お読みいただきたい記事です。
ビジネススクールを受けるのに必要なGMATの受験者数(アメリカ国内)は、2018年度は14万0864人で、昨年度の15万0749人に比べ、6.6%減り。
さらに、アメリカに約400あるMBAプログラムのうち、59%が出願者数を減らしているという現状は端的にそれを表しています。
そんな中での単に学習コンテンツだけでなく、人脈的な意味での資産を得ることができた頃をリアリティもって語られている部分は非常に参考になります。
"──HBSで得たネットワークは、これまでの仕事やキャリアに、どのように生かされましたか。
新浪 やはり、HBSで得た人脈、ネットワークは、すごく価値があります。
先に言った通り、帰国後、自分も会社を経営してみたいという気持ちが日増しに強くなり、社内ベンチャーを立ち上げ、フランスの給食会社との合弁で、ソデックスという給食会社を作りました。
その新事業を始めるために、フランスの会社を紹介してくれたのは、まさにハーバード時代の同級生でした。
──HBSのOBという共通項があると、先輩後輩の別け隔てなく、つながれる、ということですか。
新浪 何かやりたいなと思った時に、誰かに頼むと、「あいつが知っているよ」という形で、紹介してくれます。それは、すごい資産です。
もちろん、紹介されて実際にビジネスをするかどうかは、話が別ですが、入口のところで、HBS出身というのは、品質保証という意味合いで効きます。"
新浪社長の「ハーバード人脈」は、現在パナソニックの樋口専務(前の日本マイクロソフト社長)から、トランプ政権の運輸長官まですごく幅広いです。帰国後、社内ベンチャーの給食会社を作るときにも、ハーバードネットワークを積極的に使っていました。
そもそも、MBAをとるインスピレーションを与えたのは、ダイエー創業者の中内さんの勉強会。20代から、いろいろなところにネットワークを積極的に広げていたのもよくわかります。
“ビジネススクールはニセの刀で、実際は「真剣」 。
スクールでは「修羅場」や「腹決め」までは経験できない事”
MBAとは程遠いテレビの制作現場にいますが、どれも刺さります。本当にその通り。(修羅場は特に!)
リーダーは分かりやすい説明ができる大切さもそう!
たまたま仕事のご縁で色んな経営者のお話を聞くと、活躍されている「おっ!」と思う方は話が分かりやすい。
ちなみに「勉強し過ぎで血尿が出たエピソード」は先日、番組出演のプロフィール遊びテロップに使用しました。
最近つくづくそう思います。
僕はMBAは行かず、コンサルに行ってそれから経営をしていますが、絶対経営をやってみる方をオススメします。(大変ですが。。。)
ただ、同じ内容でも自分の経験次第では学べるものが違うのはその通りなので、人生のどこかでまたキャンパスに戻ってみるのはきっと意味があるとも思ってます。
今の中国は経営を経験するには一番ハードでそれ故に一番経験を積めると思いますので、是非多くの若い方にチャレンジして欲しいです。
そして積み上げた知識を使い減らして仕事をする。
また暫くすると足りなくなって学ぶ。
MBAとまでいかなくとも現状の延長線上でない、ステージをあげるには学びが必ず必要。
その反復をリカレント教育というのだと思う。
MBAがマストとは思わないが学びはマスト。
MBA(経営管理学修士)と実際の経営は全然違うと日々痛感しています。とは言え、いきなり真剣勝負に臨むと、そもそも生き残れないので、MBAで学んで良かったです。
私の場合は、10年近く公務員として働いた後にMBAを取ったのですが、MBAというだけでキャリアが開けるわけではありません。卒業後、半年近くも仕事がみつからずに就職浪人していました。今思い返しても、人生で一番つらい時期です。
MBAを取るべきかや、MBAを取って活かせるかどうかは、その人次第で一般化するのはとても難しい時代になったと思います。
ただ、皆さん書かれている通り、竹光は強く同感です。志や胆力をつけなければならないと言われたところで、実践無くして決して身につかない。物事に意義を見出し、決死の覚悟で取り組む、自らの死に場所は自ら決められる、そして人脈も知識も自らの努力で身につけられ、常に学んでいる、という人であれば不要なのかもしれません。
僕はバークレー、いわゆるTOP10 Schoolでしたが、人脈って感じではなくあくまで友達ですし、西海岸という風土もあってか1年目からバカンスみたいな感じでした(笑)。
ちなみにTOEICもGMATもギリギリだった僕は当時、ハーバードは受験すらできませんでした泣。
ビジョン、経営理念、そして行動指針をつくることが企業文化になると考えます。よって、現在経営再建中の日の丸液晶連合、ジャパンディスプレイに参画して私が最初にやったのがそれらを刷新する事。ソニー、東芝、日立、パナソニック、エプソン、三洋の六社が統合しただけで融合はまったく出来ていないと感じ、賛否両論のなか改革をすすめるには最初にやらなくてはいけないことと位置づけ、取り組みました。
道のりはラクではないですが、改革や変革はできるできないではなく、やるかやらないかしかないです。私のこの考え方は自身のMBA取得時に学んだことのひとつだな、と思いながら読ませていただきました。