【実録】ゴーン事件、もう一人の逮捕者「ケリー」とは何者なのか
コメント
注目のコメント
【人事戦略デザイナーの視点】
私を人事の道に導いてくれた恩人である、グレッグ・ケリーの人となりについてお話ししました。
人事・組織開発・CEOオフィス担当役員でしたので、ほとんど表にでることはありませんでしたが、日産の人事部の様々な改革を主導したのは間違いなく彼の功績です。
文中にもあるように、彼は日本と日産を愛していたと私は信じています。
そして、彼の問題提起の一言によって、日産人事部長のポストを投げうって、人事コンサルとして独立しようと決意したこと。
実は、このストーリーはこれまで誰にも話したことがありませんでした。
NPさんから取材依頼をいただいた時に、実名できちんと話そうと思ったのは、多少なりとも恩返しができたら良いなと考えたからです。
そして、グレッグからの課題提起に応える意味で、2冊目の本を書いたのですが、その発刊タイミングがちょうどゴーンさんとグレッグの逮捕劇と重なったのは複雑な心境です。
リーダーシップ型組織運営の次に来るものは、私はメンバーシップ型経営だと考えています。
そのことを書いた本が、
「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ! 」という無茶ぶりを解決する! (扶桑社から)です。
このコメントで紹介するのはちょっと気が引けるのですが、本を読んでくれたNP編集の方々から、「ぜひコメント欄で新著を紹介してください」というお話しもあったの、リンクを張らせていただきます。
http://amzn.asia/d/gl5kcKi
3社アライアンスの先行きは、本当に難題だらけだと思います。
現在のこの状態で、開発、生産、企画、その他の機能部署、そして人事部も、まともに仕事ができない状況ではないかと思います。
しかし、近年世界中で唯一成功した企業統治の形を、西川さんの元でまた立て直していって欲しいと思います。
グレッグ、風邪ひいてないといいんだけどなぁ。。。ケリーって誰だ?
今回の事件が最初の報道されたとき、こう思った人は少なくないでしょう。そして、今もその謎はほぼ解消されていません。逮捕後の報道も、断片的なものが多くケリー氏の実像に迫るものはほぼありません。
逆に、その謎の素性もあいまって、事件の黒幕はケリー氏だったのではないか、という観測をするような人も登場しています。
今回の取材では、ケリー氏が日産でいかなる仕事をやってきたのか、間近に見ていた経営人事パートナーズの山極さんに詳しくお聞きしました。ケリー氏の素顔が知れる貴重な内容。こうして見るとマスメディアは偏向報道なのでは、思ってしまうほど。
普通の報道ばかりに接してると、牧場経営していて働かずゴーン氏の側近で黒幕。まるでゴーン氏が会社を私物化するために実務はできないが外から連れてきた人、みたいな印象をうけてしまいますが、内実は全く違いそうです。もちろん記事でもありますが、人柄と何をしたかは切り離して考えるべきですが、肝心の何をしたのかもよく分からない状況ですよね