月に物資輸送、日本企業も参加 有人探査へNASA計画
コメント
注目のコメント
きました!!!
ちなみにこちらNASA JPLでは、民間の着陸船に運んでもらう月面探査機の検討が行われていて、僕もなにがしかの形で関わるかもしれないです。もしーーーかしたら僕の仕事がispaceの着陸船で月に行く、ということもある、かも、しれません!
そんなわけでNASAとしては、手近な輸送系はどんどん民間に委託してコストを下げ、その先にある科学探査、深宇宙探査にシフトしていくという流れが明確になってきましたね。正しい方向性だと思います。
これからこの9社が競争の第2ラウンドに臨むはず。選ばれたチールにはGoogle Lunar X Prizeの参加チームが多くいます。GLXPよりさらに熾烈な競争がまっています。
ところで今朝、日本に着きました。弾丸帰国です。明日、NHKコズミックフロントの収録です。放送は1月とのこと!日本のispaceはドレイパー研究所を主体とするチームのメンバーとして参加しているようですね。ドレイパーは、前身のMIT器械工学研究所時代にアポロ誘導コンピュータを設計した、月輸送のレガシーを持つ非営利企業。
現時点で月を目指す民間企業にお金を出せる組織なんて世界でもNASAくらいしかありませんが、NASAのプログラムは基本的にアメリカ国内の組織しか契約主体になれない。ドレイパーと組むことでNASAのプログラムに参入するとは考えましたね、ispace。スマートな戦略だと思います。楽しみですね。正確には、ispaceは、今回選ばれた中のDraper社と共同でプログラムに参加しているとのこと( https://ispace-inc.com/news/?p=819 )
NASAの公式サイトによると、今回選ばれた9社は:
Astrobotic Technology
Deep Space Systems
Draper of Cambridge
Firefly Aerospace
Intuitive Machines
Lockheed Martin
Masten Space Systems
Moon Express
Orbit Beyond
また、Orbit Beyondは、インドのTeamIndusの着陸船を使用するそうです。
今回選ばれた米企業9社も、それぞれが率先的に国際パートナーシップを結ぶことで、アメリカのみならず世界規模で月面に向けた事業が加速しそうです。