皇室:秋篠宮さま 大嘗祭「宗教色強い」公費に否定的見解
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注目のコメント
今の皇室の方々の間に強く共有されているは、はたして現状のままで皇統は継続できるのかという強い危機感です。数千年に及ぶ皇統の継続の責任を悠仁さま一人に負わせるのは、あまりに酷であるのに、政治は何も動こうとしていません。これは私の個人的見解ですが、天皇陛下の異例の退位の意志表明も、今回の秋篠宮さまご発言も、その背景には、そんな政治への不信感があるのだと思います。皇室が政治的発言を避ける意味を、おそらく日本中の誰よりもわかっておられる方々の発言だけに、その意味は大きいと受け止めるべきです。
皇族の方々に政治的発言をせざるを得ない状況をつくってはならないし、また皇族の方々はこれまで通りに抑制的であられるべきだと考えます。その上で感想を述べると、秋篠宮さまの今回の指摘は、極めて正論です。私自身は皇室取材を直接担当した経験はありませんが、非常にストレートな言い回しで確かに異例。また、本質的な問題提起をはらんだものでもあり、驚きを覚えました。宮内庁の山本信一郎長官は直後の会見で「聞く耳を持たなかったと言われるとつらいが、そのようにお受け止めになったのであれば申し訳ない」と語ったそうです。
以下、該当部分は含まれていませんが、会見動画があります。全体に慎重に言葉を選びつつ、丁寧にお答えになっている印象です。
https://www.asahi.com/articles/ASLCQ44BQLCQUTIL01F.html皇室から指摘された「正論」。
(引用ココから)==
秋篠宮さまは宮内庁の山本信一郎長官に見解を伝えたことも明らかにし、「話を聞く耳を持たなかったのは非常に残念だった」と批判した。
(引用ココまで)==
政府あるいは自民党がどういう対応をとるかに注目。政府や自民党が皇室の意向を尊重するのか否か。
今回の発言に関してNHKは、憲法学者や最高裁元判事のコメントも掲載しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181130/k10011728731000.html