「広告代理店のビジネスモデルは崩壊する」オプト2代目社長が語る、ビジネスモデル変革のための組織論とは
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注目のコメント
"先に紹介した人生年表には「32歳で社長になる」と書き、まわりにも宣言していたそうだが、34歳の2015年に金澤氏はオプトの社長に就任した。"
本当に金澤くんが2代目になって良かったと思います。若手営業マンの頃からブレずにオプトの2代目を狙い、公言し、そして大命を受けてからも多少苦しい時期もあったようですが、見事に成長軌道に乗せてくれました。OBとして、古巣が好調なのは純粋に嬉しいものです。
過去にも信頼できる幹部というのは他にいたはずですが、揺るぎない信念で言い続けたからこそ任せみたいと思うんでしょう。これでさらに次の世代からも続々と三代目を狙う野心家が出てくる土壌が整ったように感じます。
オプトのマネージャーが必ず言われることの一つに自身のポジションの後継者育成がありますが、成果を上げれば上げるほどその後継者育成は難しいはず。でも次から次へと野心家が出てくるはずなのでとても楽しみです。金澤さんのお話には素直に感動しました。一方で…
「担当者がクライアント企業に常駐し、マーケティング戦略の遂行、デジタル教育などを主とするミッションにコミットし、時にはクライアントとともに代理店やベンダーを選考する側も務めるケースが増えている」
このことは既存の広告代理店もやりたい。彼らもメディアバイング頼みのビジネスがもう限界ということは分かっています。
一方で、クライアント企業にいた立場から言えば、マーケティング戦略は外部の方がちょっと常駐してできるものではありません。それは大手のコンサルティングファームでも同じ。そこを外部に頼むような会社に将来はありません。
追記:(マーケティング力の弱い)中小企業のような方のサポートをするという観点では「あり」だとは思います。オプトが好調な理由がわかる記事でした。広告代理店ではなくInnovation Agencyという自己定義が素晴らしいのと、実際にデジタルに強いマーケティング力とグループ各社・投資先とのネットワークで培ってきたビジネス創出力が合わさると確かに強いなぁと感じます。
それにしても、金澤社長が営業アシスタントとしてアルバイトから入社しているのは本当に驚きです。起業家界隈での鉢嶺さんの人徳についての話も良く聞きます。創業者が埋め込んだカルチャーですね。