この連載について
20年近くにわたり、ルノー日産のトップに君臨してきたカルロス・ゴーン氏が逮捕され、失脚した。果たしてこれはクーデターか。内部で何が起きていたのか。突然の権力崩壊の実情を独自取材レポートする。
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関連する企業
自動車大手。ルノー、三菱自動車との連携により事業の効率化を図る。電動化推進を2030年までの長期ビジョンに据え、ラインナップ拡充に取り組む。運転支援技術やコネクテッドカーシステムにも投資。
業種
自動車
時価総額
2.42 兆円
業績
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そのゴーン氏がミシュラン時代にいかにして頭角を表し、日産の再生において具体的に何をしてきたのか。
彼の功罪を知るためにも、その足跡をしっかりと抑えてたどります。エディターの福田さんが、スライドストーリーでわかりやすく解説します。
ゴーン氏が持ち込んだこの手法は、部門ごとのしがらみ、系列といった日本社会のしがらみ、年功序列的な雇用慣行などに抜本的、または一部手を入れるものであり、それまでの日本的な経営陣では実現不可能なものだったと僕は思う。その功労者がこういう形で去ることの意味を噛みしめ、今後間違っても日本的な「閉じた」経営に戻るようなことにならないことを祈りたい。
「再生」は得意だが「持続的成長」に乗せるのは苦手。
ピークで投資する悪い癖。その痛手も大きい。
結果責任は自分では取らない、周りが追われる。
ステークホルダーとの約束を忘れるのが得意。
欧米のとある有力な投資家は「ゴーン氏の話を聞く時間はもったいない」。
経営者としての採点は20年平均で60点程度。日本のメディアは持ち上げすぎた。今は落とし過ぎか。。。
しかし、改めて人生を振り返ってみると、大学からエリートコース。ミシュランでもめきめき出世し、ルノーを再建、日産のV字回復と非常に面白いです。
今回は、ゴーン氏の人生を振り返り、今回の逮捕に至るまでを全網羅します。
昨日もコメントしたことだがコストや資本配分といった「コミットメント」の先を行く、「どういう企業を目指すのか」「どういうクルマを顧客に提供するのか」という点では、未来を作り切れなかったと思う。
https://newspicks.com/news/3485622
立ち直らせることに長けてる人が立ち直った後の会社をどうするか?というビジョンがどうだったのか?ということだよなあ。日産の例えばタイで作ってるマーチなんかを見ると、論外…と思ってしまうものなあ。
カルロス・ゴーンが卒業したのはパリ国立高等鉱業学校であり、著名な人を多数輩出している。
今回の件ですでに単行本を作っていてももう驚きません。
人間の感情、企業間の政治的駆け引き、国家レベルの思惑、英雄の晩節、様々なものが見える一件です。
企業としては腐れきってたミシュランルノー日産を立て直したのですから。
素直にすごいと思います。