(ブルームバーグ): 米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、資金を投じて必死でセダン「モデル3」の生産拡大に取り組んでいた期間、テスラが数カ月余りで破綻する状況に追い詰められていたことを明らかにした。

マスク氏は25日にHBOで放送されたアクシオスとのインタビューで、「テスラは狂ったように現金の流出を続けていた。この問題を極めて短期の間に解決していなければ、われわれは終わっていただろう」と発言。テスラがどれほど破綻に近かったかとの問いに、「10週間は持たなかったと言える」と回答した。

テスラを巡っては、増資が必要になるとの観測が今年流れていたが、破綻の予測はほとんどなかった。それだけにマスクCEOの発言は市場に驚きを持って捉えられた。赤字と大幅な現金流出を続けていたテスラだが、7-9月(第3四半期)に予想外の黒字転換を果たし、電気自動車製造を持続可能な事業にするというマスク氏の目標達成を示唆した。

ニューヨーク時間26日午前11時16分現在、テスラ株は前週末比5%高の341.93ドル。

原題:Tesla Was Mere Weeks Away From Death in the Past Year, Musk Says(抜粋)

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